ESG投資信託から資金がガンガン流出？！【ゆるふわ！今日のいろんな会社のニュース＃3】
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今日の面白いニュースは、ESG投資信託からの資金流出です。
そもそもESGとは、環境と社会と企業統治のことで、これらに配慮しようね、となったのは2000年ごろです。
それまでは環境とか社会！っていうブームでしたが、それだけだとうまくいかないね、結局企業を人がどう運営しているか、(企業統治、ガバナンス)もみないとね！ってなっていったわけです。
でも、これにも追い風が吹いているわけです。ESGを重視するということの重要性は変わらないんですが、ESGの評価の仕方ですね。
というのも、先日破綻したシリコンバレーバンクは「ESG高評価企業だったから」です。驚きですよね。
1分でSVBの歴史をざっくりしれます↓
「SVB破綻はESGの問題ではない」という声もあるそうですが、そうでしょうか。
2022年4月〜12月までリスク管理を統括するチーフリスクオフィサー(CRO)が不在だったり(出典)、CEOらが直前に自社株を売却したことが明らかとなったりしました。
2月に公表されたSVBの2022年12月期の財務諸表にも、有価証券の含み損がかなり大きく出ていることが見てとれます。
まぁ、こういったような影響もあって、ESG投資信託からの資金流出が続出しているわけです。
他にも似た事例はあります。例えば、2022年7月、空売り投資会社のマディー・ウォーターズはESG投資の人気銘柄だったアメリカ住宅用太陽光パネル会社サンランが「税額控除の計算方法に問題あり！」といって、空売りを公表しました。
事実関係は不明のようですが、株価は4割下がったようです。
他にも東芝の不正会計や、フォルクスワーゲンの排ガス試験における不正などわりかしたくさん起きています。信頼回復ができるのか。未来が楽しみです。
【用語解説】
ESG投資
投資信託
ガバナンス
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