2021年ふりかえり roomについて

喫茶店、本屋さん、商店街、部屋、ジャズ、マッチ箱。

今書いたものは私の好きなものの一部です。
この好きなものに絵で関われたことがとても嬉しいなあという一年でした。

その中でも「部屋」について
ふりかえりたいと思います。
部屋を描くシリーズ「room」を去年の秋頃描き始めました。
今年は実際に存在する場所の
roomシリーズの依頼を3ついただき、
これら全て、現地に飾っていただいています。

みかわや|コトバコ roomシリーズより

2021年はじめの依頼は
みかわや|コトバコさんです。

浜松市にある古い商店をリノベーションした場所で今は製本、食堂、喫茶、などいろんな方が集まる場所になっています。

本とおくりもの ヒガクレ荘

9月に個展をした静岡市の
本とおくりものヒガクレ荘さん。

https://instagram.com/higakureso?utm_medium=copy_link

隠れ家的なスペースにひっそりとある素敵な本屋さんです。内装は古い本棚で囲われていて、オレンジのあたたかい光がやさしく、落ち着く空間です。間借りの棚スペースでいろんな方々が古本を売っていたりします。


四ツ屋卓身さん宅

建築デザイナーの四ツ屋卓身さんのお部屋です。

https://instagram.com/takumi.yotsuya?utm_medium=copy_link

自分で床、壁の材料を選んで自由にdiyできるお部屋です。流石建築デザイナーということで家具が手作りだったり、工夫が隅々に施されていました!
もうすぐ退居予定とのことでいつこの部屋をでるかわからないので、絵に残したい。と依頼していただきました。



部屋というのはその場所に関わる人の全てが詰まっています。
人が輝いている時というのは、
「好き」が溢れ出ている時だと思います。
人は話さなければ自分を見せないようにすることもできますが、部屋は目に見えて集めたものや、家具の配置などからその人の「好き」が現れます。

だから私は、部屋という存在が好きなのだと改めて思いました。

持ち物のすべては自分をつくるのだと思います。
だから他人を部屋に入れるのは恥ずかしいんだなあと、改めて思います。

恥ずかしいってとても生きてる心地がしますね。
部屋は生き物だなあと思いました。


そしてまたいろんなお部屋を描いてみたいなあという気持ちです!
描いた部屋の絵はその部屋に飾ってもらっています。
わたしのroomシリーズの置いてある部屋がいろんな場所にあったら面白いなあ〜と思ったりしてます!笑

また来年もこの先も、「好き」を描いていきたいと思います○

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