好き好き 大好き! ⑨ヒューマニエンス


学生時代も含めて、白衣は非常に身近なもの。
そんな自分も今はカラフルな白衣(?)が仕事着です😊

 現在も放送中のNHK(BS)『ヒューマニエンス』が好きです。仕事柄、人体や健康、運動や栄養(これは専門…!)には興味があり、テレビで手軽にポイントを押さえた「新しい情報」を得られるのはありがたい限り。番組は名前のとおり、人間にまつわる広い視点での“ヒトのサイエンス”を学べるコンセプト。最近は心理や行動などにもテーマが及び、とても勉強になります。番組では最新の貴重な映像を用いたり、その道に携わる専門家も招いて限られた時間の中で「難しいこともわかりやすく」知ることが出来るのは、“さすがNHK…!”という感じです。

 私は番組を「メモを取りながら」観ることが多いです。“えっ?そこまで?”と思われるかもしれませんが、これには理由があります。
最大の理由は「番組テキストがないこと」に尽きます。ご存知の方も多いと思いますが、NHKの番組はテキストがある番組が多いのですがこの番組はないんです。いろいろな事情があるからなんだろうなぁと、うっすら感じるのですが…じつに残念です。(番組中に使う最新画像を資料で使えないとか…?実際テキストが出ていたら、保存版として買っている回…数回はあります。)
それでもメモを取りながら視聴することで理解が深まり、1時間足らずの番組でも自分にとっては“濃縮された知識”になるような気がしています。

 人体や健康、栄養や運動などの科学的な分野にまつわる研究は、それに用いる機器類の進歩がある限り、まだまだ新しことがわかる可能性に満ちていると聞いたことがあります。番組の中で用いられる映像などは、まさに“機器類の進歩”を実感させられる貴重なものもあり、“本当にすごい時代になったなぁ…!”と驚くことだらけです。
 そして何より、人体のしくみや機能には感心することだらけです。特に番組の印象的な回は、やはり「妊娠出産」の回。自分が体感体験していることもあり、科学的に専門家の話を聞いて“なるほど…”と思うことのオンパレード。
 やはり人体というものは自分にとって当たり前のようにあって、気がついたときにはもう「機能を始めているもの」だけに、それがどうしてどのように、なぜそのように機能するのかを疑問に思うことが難しく、また“疑問に思ったところで、確認することはもっと難しい時代”を経て、ある程度解明が進んだ時代に私がいます。そして私という人体は“この世に1人しかいなくて、一度しか生きられない”…。不思議だと思うこと、知りたいと思うことを止めないことで、科学は「次という」時代や誰か、そして命に繋がっていると番組を観るたびに感じます。

 番組はもちろん「気軽に」観ていますが、子どもの頃にあまり勉強をしなかった自分が、じつはそれなりに好奇心があって、知ることや自分の身近なことと情報が繋がって“知識が増える快感”を欲する気持ちは強いことを改めて知る時間として、番組を楽しんでいます。
 いろいろな意味で「発見と驚きを体験できる時間」として、ヒューマニエンスが“好き好き 大好き!”です。これからも「知る快感」にワクワクしています。

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