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好きぴに振られた話

3ヶ月前からずっと好きだった女性(以下、好きぴと呼ぶ)にちゃんと振ってもらいました!!!
とても素敵な人だったので、忘れたくなくて、ここに書き留めます。
長い投稿になりそうなので、さっくり振られたところを読みたい方は、「神様再来」から読んでね❤️



好きぴは、同じ会社に勤めている他部署の方で、週に何回かお会いすることがあります。
と言っても、すれ違う程度で、その時に軽く挨拶をすることしか関わりがありません。

私が彼女に惹かれた理由、それは…
容姿が、どタイプ!!!!

私の好きなタイプは、顔はとても可愛いのに、髪の毛が短くて、ボーイッシュな人!
たくさんいる他部署の人の中から、好きぴを認識し始めたとき、同じ部署の仲良いゲイの親友に、
「〇〇部署に、気になる人ができたんよね」
と話すと、
「あ〜、髪の毛パーマ当てて、前髪かきあげてて、後ろ刈り上げている人でしょ?」
と返され、ドンピシャで当たっていたときはびっくりしました。
しかし、親友は、
「僕はいつも、その人のこと、らこちゃん好きそうな人だな〜て思って見てるよ」
と続けていうので、さすが、私の親友だなと思いました。

その頃の私は、タイプの人を見かけると、ところ構わずナンパしていたので、好きぴのこともナンパしようかなと思っていました。
しかし、いきなり話しかけられると、人はびっくりするということにようやく気づき、好きぴとの仲を縮めるために、私は、親友など周りの人に助言を求めました。
親友が教えてくれた「木戸に立ち掛けし衣食住」という言葉。
雑談でなにを話せばいいのかわからないときに、話題として出すと良いと教えてくれました。

ちなみに、「木戸に立ち掛けし衣食住」とは、以下の頭文字のことです。
 気候、天気
 道楽、趣味
 ニュース
 旅
 知人
 家族
 健康
 仕事
衣食住

親友は、モテ男で様々な恋愛テクニックを教えてくれるので、最近は「
」と呼んでいます。


さて、話は戻り、徐々に距離を縮めるため、好きぴとすれ違うときに、必ず、「天気良いですね〜」「今日もありがとうございます!」など、少しずつ話しかけました。

まず、私が目標としたのは、好きぴに認知してもらうこと。
それは、好きぴの物覚えの速さも相まって、意外と早くクリアしました!

次に、私が目標としたのは、連絡先交換をすること。
仕事中に、スマホを使用することができないので、仕事中に連絡先交換することは不可能でした。
どうしようかと悩んでいた矢先、神様は、チャンスを与えてくれたのです。
昼休憩で食堂でくつろいでいたとき、ふと隣を見ると、好きぴがいるではないですか!!!!!!!!!
このチャンスを逃すと、もう一生連絡先は交換できないかもしれないと思い、話かけ、無事、Instagramのアカウントを教えていただき、DMでの連絡をし始めました。

それから、勤務後のごはんの約束を立て、ごはんに行きました。
約束前夜の私は、Xにこんな意味のわからないポストをしましたが、たくさんのいいねをいただき、本当に嬉しかったです😭

そして、当日、皆さんの応援の甲斐も虚しく、私は緊張のあまり、ほとんど喋ることができず、面白くない女でした。
好きぴに嫌われたくないあまり、うつ病のことや女性関係のことなど絶対に話してはいけないと思うと、話すことがほとんどなく、自分はなんて薄っぺらい人間なんだろうと痛感しました。

好きぴには、DMの段階でさらっと恋愛対象は女性であることを伝えていたのですが、好きぴに、改めて聞かれ、そうだと答えました。
私はそれまで、好きぴも仲間だと思っていましたが、このときに、好きぴはまさかのストレートだということを知りました。

私は大学の4年間、ストレートの女性にずっと片思いしていて、何度も告白し、その度に振られ、失恋してからは、ストレートの人に恋するのはやめようと心に決めていました。
レズ友に、好きぴの写真を見せると、「仲間だと思う」という意見をもらっていたので、安心して恋ができると思っていた矢先の出来事だったので、少しショックでした。
しかし、そんなことも忘れるくらい、好きぴは魅力的な方で、話をする中で、この人と一緒になれたら、どれだけ幸せだろうと思いました。

好きぴは、私に話しかけられたり、ごはんに誘われたりする理由が不思議だったそうです。
そこで、私は正直に
「仲良くなりたいと思ったのは、見た目がすっごくどタイプです!仲良くなっていくうちに、中身も素敵な女性だなと感じました!陰では、好きぴって呼んでます!」
ということを伝えました。

好きぴはそれに対して「嬉しいです😁」と言ってくれました。
私は、この恋がうまく行かないとしても、この人を好きになってよかったと心から思いました。

「普段、仲良くなりたい人には、グイグイ行っちゃうので、○○ちゃんと話すときはグイグイ行かないようにしていました!」と話すと
「めっちゃグイグイくるなぁと思ってたんですけど(笑)」と返されたのは、笑い話。

神様再来

そうこうしている間、好きぴにちゃんと自分の思いを伝え、ダメならダメで、次に進みたいという思いが大きくなり、2回目のごはんを誘いました。
しかし、なかなか約束には辿りつけず、どうしようかと悩んでいた矢先、また神様は現れたのです。

退勤時間がたまたま一緒になり、「一緒に帰ろ?」と誘うと、二つ返事で「いいですよー!」と言ってくれました。
急遽のことだったので、心の準備は全然できなかったけれど、それが返ってよかったのかなとも思います。

「周知の事実だと思うんですけど、私、○○ちゃんのこと、好きじゃないですか。私と付き合ったら、絶対楽しいと思います!けど、ちゃんと振ってもらったら、次に進めます!」
と伝えると、
ちゃんと悩んだんですけど…偏見とか一切なく、らこちゃんに魅力がないとかでもなく、彼氏が欲しいんです。ごめんなさい。
と言われました。

すっごく悲しかったけど、ちゃんと悩んでくれたのが、とっても嬉しかった!!!

でも、またこの結果か…ともなりました。

大学時代、好きだった人に、彼氏ができたという報告を受けたとき、「私がこんなに頑張っても手に入らなかったものを、簡単に手に入れることのできる人がいるんだ」という事実に、はちゃめちゃに泣きました。
だから、きっと、近い将来、好きぴに彼氏ができたとき、今よりもっとはちゃめちゃに泣くんだろうなと思います。

ストレートの人に恋をするのは久しぶりで、忘れていたこの絶望感。

この恋を、職場の人、地元の友達、シーメイトの友達、たっくさんの人に応援してもらいました。
本当にありがとうございました!

めっちゃ長くなったー!
おしまい!


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