かわいいって言われないと生きていけない訳じゃないのに

年に数回、突如となく襲い掛かってくる”自分の容姿が醜くて耐えられない”と整形願望溢れ出しパニックの夜がきた。

少しでも気持ちを整理して落ち着かせて眠りたかったので、ここに書き出してみることにした。

わたしは、他人からの”かわいい”を素直に受け取れない。

むしろ怖いと思ってしまう。

そのくせ”かわいい”と言われることを望んでいる。

自分で書きながらおかしなことを話しているな、と思う。うんうん。

ネットで見つけたこの記事が、割としっくりきたのでみんなにも共有しようと思う。わかりやすい。私のメンタルに似ている。

https://plus-handicap.com/2019/04/10058/

この部分、すごくわかる。

かわいいと思われたくて、メイクやおしゃれしてるのに、いざ言われると怖くて・情けなくて・自分の顔がまだまだ醜くて、苦しくなる。

わかる、なんで手鏡見ながら化粧している時は、”お、今日いつもよりマシかも！”って思えるのに、街に出てガラスに映る自分の顔はあんなにも醜いのだろうか。ぜんぜん、良くない状態で外を歩いているのが恥ずかしかった。

高校生の時、肌荒れや一重がすごくコンプレックスだった。

遅刻しそうになってメイクできないまま登校した朝は地獄だった。

恥ずかしくて顔を上げられない。

休み時間に急いで個室トイレに駆け込み、肌荒れを隠すようにファンデーションを塗り、一重を少しでもごまかすためにアイプチをした。

10分の休憩時間で間に合わないときは、次の休憩時間にまたトイレへと急ぎ、顔を直した。

そうしてやっと顔をあげられるようになった。それまでは授業も集中できなかった。

メイク研究に勤しみ、エステにもお金をかけたり、化粧品も沢山買っては試した。少しでも醜くない私になりたかった。

けどなれなかったから、いまだに自分の容姿に恐怖を感じている。

早くなおさないと、整形したい。

学生の頃から、整形することが唯一自分を救える方法だと信じていた。

目標だった。

けど、金銭的理由からまだ行えてない。

なんでここまで自分のことを醜いと思ってしまうんだろうか、と思い返してみた。

１つ心当たりがあるとすれば幼少期。

私は３姉妹の長女。昔からお父さん似と言われることが多かった。

よく、目が開いてないみたいに細いとか、丸顔だといじられているお父さんを見ていた。そんなお父さんに似ている、つまり私もそんな風にいじられる顔なんだ、と小さいながら認識した。

次女はよく、”お母さんに似て美人ね”と褒められることが多かった。

確かに私の母は顔も小さいし、目は二重でかわいい。

次女が羨ましかった。

どうして私はお父さん似と言われるだけで、妹のように”かわいい”とか”美人”と言われないんだろう、と苦しかった。

だから昔から”お父さん似”と言われることが怖かった。

きっと、少なからず今の身体コンプレックスのきっかけである経験。

案外身近な人の何気ない言動で傷つき、ずっと気にしている自分がいる。

一部の大人は、悪気無く、むしろお父さん似だねという愛言葉で言ってくれたのかもしれない。でも私は傷ついている。

きっと、この先もずっと、自分の顔は好きになれないし、醜いと不安と恐怖に駆られてしまうだろう。

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そんな私にも恋人がいる。

恋人が出来てからというもの、他者からの評価は気にしすぎず、恋人や自分を大切と思ってくれている友人からの言葉だけ大切にしよう、と思えるようになってきた。

けど、つもり、なだけで。

どうしたら恋人に”かわいい”と言ってもらえるか、と近い存在の人だからこそ、どう思われているか不安と恐怖に駆られている自分がいる。

恋人くらいには、せめて、かわいいと思われたい。

けどどうやったら思って・言ってもらえるのかわからない。

恋人がかわいいと言っている芸能人を見て、全然自分と違うじゃん、どうしようと不安になってしまう。容姿を少しでも近づけれる存在じゃない、相手は芸能人だもん。むしろその人と比べて落ち込むのは違うよ、と自分自身わかっている。

むずかしいね、本当に。

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別に橋本環奈ちゃんみたいになりたい、訳ではない。

普通のかわいい女の子、になりたい。

今の”なんかブスだな、あの子”から、普通のかわいい女の子になりたいだけ。特別かわいい、そこまでは高望みしていない。

ずっとずっと、”普通のかわいい”に憧れていた。

けどさ、普通のかわいいってなんだろうね。