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円安は続くよどこまでも。

9月22日の日銀会合には、がっかりした人も多いんじゃないかな?
願望の通りに、うまく事が運ぶなんてありえないけど。
今の政治の体たらくをみてると、円はまだ高い?なんて思ってたりもする
昨年、こんな動画を作ったけど改めて見ると面白い

あくまで、個人的な感想。とある幕府の通貨安と経済状況から感じたフィクションだよ。 以下全文

このたび欧米各国で、政策金利の引き上げが行われる運びとなりました。
しかし、わが幕府はその流れに同調はいたしません、なぜならば、わが幕府の場合、政策金利を引き上げてしまうと
国債の返済が困難な状況に陥り、ハイパーインフレに振れる恐れがあるため、指値オペという自転車操業のような手法を
実行し、借金の証書を引き取り、金利が上がる事態を防いでおります。よって海外の投資家から、そのような事態は、
良くないということで、日本円は売られております。
冒頭に申し上げました、ハイパーインフレというお話について補足の説明をさせて頂きます。わが幕府は10年ほど前より
物価上昇率2%という目標をかかげ、金融緩和政策を行いましたが、一向に目標は達成できませんでした。そのような状況で
金利を引き上げますと、より通貨を発行しなければならず、国際的に評価が下がっている、我が幕府の通貨の価値がさらに
下落することにより、通貨の交換価値が最終的にゼロに近づいた時にハイパーインフレが起きる可能性があると申し上げます。
また、この10年近く行ってきた株式の買い支えは今後も実行していく予定でありますし、
今後は、石油、天然ガスなどエネルギー資源の購入先がかなり絞られますのでエネルギーの買えない通貨として、国際的な評価
はより下がる恐れがあります。
また、ドル円レート125円を超えたときに、我が中央銀行と共に金融市場で戦う仲間はおりません。
そのため現状では、円安を止める方法はございません。
10年ほど続けられた経済政策を改めればよろしいのでは?という意見もございますが、元将軍様より、金融緩和を続けて欲しい
という意向を受けておりまして、また景気回復はこの道しかないということであるそうです。
元将軍様曰くドル円レートが360円になれば、輸出産業が伸び、我が国の景気は急速に発展する。今の日本人には、かつてのような
根性と気合が足らないから景気が低迷しているそうであります。
OECD報告書によりトリクルダウンは起こりえないという事実が国際的に否定されていてもわが国には関係ない
ということであるそうです。
よって、我が国の民は馬車馬のように働き、黙って預金をし、幕府が価格保証をする株式を買えばよい
ということをおっしゃられておりました。
今後の円安を止めるすべがないというお話と、今後いかなる事態が起きようともすべては自己責任であるという
我が国の経済政策の方向性と見通しについての声明でありました。



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