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尊敬できる人

こんばんは。SHINYAです。

今日は、私の尊敬できる人について、少し耳を傾けていただきたいです。

私の尊敬できる人は、双子の兄です。

私は三兄弟で、2人の兄がいます。そのうちの1人は、双子の片割れです。幼い頃は、お互い負けず嫌いでよく喧嘩をしていたのですが、私が高校から親元を離れ別々に暮らしたのもあって、喧嘩をすることもなく今ではすごく仲がいいです。

私たち三兄弟には個性がありました。長男は頭が良く、中高と学年トップで、名門大学に入学しました。次男(双子の片割れ)は、物凄くワルで中学もろくに行ってませんでした。しかし、勉強はできたので高校は勉強の特待生として入学しました(1ヶ月くらいで退学)。三男(私)は、サッカーが大好きで小中高大とサッカー一筋でした。

私が高校生の頃、実家に帰省した時に双子の兄とよく話をしていました。彼は高校を退学していたので、解体現場で働いていました。毎日のように朝早くから仕事に行き、夜まで仕事をし、先輩に怒鳴られて帰ってくる日々だと、仕事に対して疲れを嘆いていました。時には職場の上司と喧嘩もすると言って、ボッコリ腫れた顔の写真も見せてきました。

私は、「それが自分の選んだ道だからしょうがない」と言いました。

しかし、月日が経ち、私が高校を卒業した時に、双子の兄は過ちを犯し、保護観察を受けました。たくさんの人を悲しませ、気持ちを裏切ることになりました。ネガティブになっていた兄を支え続けたのは、親や職場の先輩だったそうです。たくさんの人を悲しませ、信頼をなくした分、自らが更生し、懸命に働くことを決意したそうです。

そこからの彼は仕事も休まず、何事にも謙虚に対応し、どんどん昇格していきました。そして、信頼を取り戻し、気づけばたくさんの仲間がいました。

幼いころから、彼は兄弟で比べられることが嫌いで、サッカーも勉強もあまりできていませんでした。

しかし、彼は誰よりも社会で生きていく力が身についていると感じました。社会に出て、幾多の苦難を乗り越えることができたことから、社会の仕組みを理解していました。

今の私にはなく、これに追いつくことができるかはわからないけど、彼の存在は間違いなく刺激になっています。彼が頑張っているから、私も負けてはいられない、と思うようになりました。辛いことがあっても、自分より辛い思いをしていた彼を思うと、なんてことない気がしました。

まだやれる。そして変化(成長)できる。

そう自分に言い聞かせ、全力で困難にもぶつかりたいと思います。

明日も、最高の1日にしましょう。


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