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就職した会社が『これから成長するかどうか』気になるのですが、それってどこを見れば分かりますか??

エダマメ太郎です

今回も5分でまとめます。

今回もいきなり、上記の質問に対する答えを言ってしまいます。

『会社の成長性はキャッシュフロー計算書を見れば分かります』

会社が成長しているのか、していないのか。

これは自分が就職している会社なら気にならない人はいないと思います。

会社の将来性や成長性を知るには、キャッシュフロー計算書をチェックします。

数多ある大企業からベンチャー企業までの経営成績の良し悪しを判断する武器としてキャッシュフロー計算書があります。

キャッシュフロー計算書は

『営業キャッシュフロー』
『投資キャッシュフロー』
『財務キャッシュフロー』
の3つのキャッシュフローからなっています。

それぞれを単独で見ること以上に、この3つを組み合わせて判断することが大切です。

下の画像が日本の会社の色々なパターンです。

今後の成長が期待できる会社は、将来を見据えて投資をしています。

例えば、①の優良企業であるトヨタ自動車🚘

営業CFが黒字ですね。
→これは本業で儲かっている証です。

投資CFが赤字ですね。
→これは色々な新規事業に投資をしていてお金を出しているので、赤字になっています。
投資した資金を回収できるかはこれからにかかっています。

財務CFが赤字ですね。
→これは、借金を返済したり、株主に配当金を支払っているので赤字になっています。
つまり借金を返せるだけの財務基盤の余裕があるということです。

この3つをまとめて、判断すると、

本業でお金を稼げていて、しっかり投資もしているし、借金も返済できている。

成長が期待できる会社ということです。

ここからは一歩進んだアドバイスです。

質問では、『成長性が低いのではないか』ということを気にしているのだと思います。

会社の事業が拡大しているかどうかが気になるのであれば、損益計算書の売り上げ高が伸びているかどうかをチェックする方法があります。

会社のウェブサイトのIR情報に載っている、損益計算書の売り上げ高、過去3年分くらいをチェックし、前年に比べてどのくらい伸びているのか、はたまたどのくらい落ち込んでいるのか確認することができます。

下の例のように順調に伸びているのなら、事業はどんどん拡大していきます。
これはメルカリの2014〜2017年頃の売上高の推移です。

売上は伸びていますが、営業利益がマイナスです。
これは営業利益がマイナスになるほど、売上高以上に本業に投資をしまくって、事業を凄まじいスピードで拡大している証拠です。

このように読み取れるというわけです。

今回は以上です!!

ありがとうございました。

では、また次回。

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