疎外感が人を犯罪に走らせる
こんばんは田村です。
僕が働いてる宿泊施設にもお客さんが戻ってきており、少しずつ人の流れが増えてきたかなーっと感じる今日この頃。
春が春らしく、人が世界が明るくなるといいなーっと。
しかし、タイトルはきつめ。笑
悲しいニュースは絶えず流れてくるもので。なぜなんだ。と、探究心を持ってしまう。
1995年から2001年にかけてアメリカで発生した15件の学校での銃発砲事件のうち、13件の加害者はひどいいじめや仲間はずれにあっていた。
犯罪行為や非行に走る少年は、両親との関係が希薄であるなど、社会の中で強い疎外感を持つという指摘もされている。
「眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学」
亀田達也
ニュースなどでは、加害者の加害、被害者の被害に焦点を当てる。しかし、深堀りすると考え方が変わることもある。加害者の壮絶な人生の背景にはなかなか触れらることはない。
犯罪はもちろん許される訳でないが。
加害者が犯罪を起こす前に加害者を救えなかったのか。と。
甲子園優勝校主将が強盗を起こした本当の理由は?
甲子園優勝校の主将が強盗を起こした事件。
野球一筋だった人間に起きた、大学での理不尽な上下関係、それからの疎外感が彼を変えてしまった。
まさにこれは、学生、アスリートのための教育ではないことがよく分かる。
服従の心理
普通の善良な人でも権威によって命令されると、残忍な行為を実行してしまう。
こうした「服従」はなぜ起こるのか。
その理由の一つは、「代理人状態」への移行だという。自分自身を他人の要望を忠実に遂行する単なる代理人とみなすようになる。
代理人状態へ移行すると、自分自身には責任がないと感じるようになり、他人を傷つける行為を実行しても罪の意識がなくなるという。
物事の本質を考えることは大変だが、根本的な原因究明、解決のためには必要な手段である。
皆様の明日が輝きますように。
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