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イギリス大学院留学 準備編③ かかった費用

2022-23, Institution of Development Studies, MA Development Studiesで勉強していました。

★1年間トータルでの出費(◎=Must, 1£=185円で計算)
◎1年間の学費 18,975£(350万円)
・Pre-session Course  3,000£ (55万円)
◎1年間の寮費 9,000£(165万円)
◎NHS(国民保険) + VISA 1,300£(25万円)※Priority service/代理店利用
◎航空券 往復20万円
・食費 20万円(週平均5,000円)
・旅行+生活費 20万円
・交通費 10万円(主にバス)
合計 38,000£(665万円)

*コメント
円安直撃の時期だったので当初の予算を遥かにオーバー。かなり生活は苦しかったです。食費と生活費に関してはかなり無理して節約をしてたので、普通は1.5倍~2倍かかるとみておいてほしいです。今のレートだと40,000£(700万円)くらいかかるとみておいた方が安全です。削れたなと思うところは寮費の部分。情報不足でしょうがなかった部分はありますが、自分でシェアルームを借りた学生の方がかなりトータルで安かったようです(寮だと月700£、外だと300~500£)。途中解約ができない点や洗濯に毎回お金がかかる点も予想外でした。プレセッションとVisaのPriority serviceは英語のスコアが足りてなかったために余分にかかった費用なので、そこでも65万円ほど削減できました。バイト通勤のためのバス費用は自転車で通えばもっと安くすんだかも?奨学金持ちの学生、そもそもお金持ち家庭の学生も多く、同じような生活をしていると破産してしまうので、流されないことを常に意識しないといけなかったのは少し心苦しかったですね。。

★1年間トータルの稼ぎ
・ラーメン屋 バイト 10か月 9,600£(176万円)
・Student Ambassador/Council work 1,800£(34万円)
合計 11,400£(210万円)

*コメント
貯金の500万円では圧倒的に費用が不足していたので、ビザの上限(学期内週20時間、学期外週80時間)スレスレまで働きました。ここまで働くと所得税や雇用保険(月1,000£超えるとかかる)でかなり持っていかれますが仕方ない。。飲食系は賄いで食費が浮くこと、シフトの柔軟性があることがメリットで、日本人オーナーの店だったのでいろいろ融通が利きました。1年間トータルの平均だと週5日くらい働きました。Student Ambassadorは来季学生向けのイベントでのプレゼンや個人相談のタスクがありました。直接の稼ぎは300£程でしたが、その活動が認められてのAwardの賞金が入ったので、そのお金もここのくくりに入れました。バイトは大学に専用のサイトがある他、店の張り紙や情報サイト(Indeedなど)から見つけてくることができます。大学図書館や教授の研究補助は人気のポストで、サセックスだとキャンパス横にあるAMEXスタジアムでのバイトもよく求人が出ていました。休みの季節限定のホテル・ビーチでのリゾートバイトやクリスマスシーズンのイベント会場(スケートリンクやクリスマスマーケット)も学業との両立を考えるなら狙い目。ただみんなバイトを探す時期は被るので、ピークよりも少し早めの10月、4月くらいにはApplyしたいところ。授業期間や論文期間が始まってから少しは様子見が必要ですが、早めの行動が大事です。円安は稼ぐ側からしたら嬉しい傾向なので、信頼を得て競争を勝ち抜いてお金と経験を獲得してみて下さい!

★まとめ
奨学金を借りたり会社派遣で発生する卒業後キャリアの縛りを嫌っての自費留学でしたが、他の投稿を見てもらってわかる通り来てしまえば勝ちというか、費用を理由にあきらめるのはもったいないくらいの有意義な時間でした。疲れや空腹も他の裕福な生徒に負けないため、今後のキャリアを優位に進めていくためのモチベーションになったおかげで現在満足いく立ち位置に来れています。たくさんの方との繋がり、協力があっての1年間だったので、人間関係、ネットワーキングが何よりも生き抜く秘訣だと思います!


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