000探偵

直感探偵・閑雅冴

俺は探偵、閑雅冴(かんが さえる)
車がエンストし、近くの屋敷で休ませて頂いていた時に事件は起きた。

被害者は大鐘為雄(おおがね ためお)。書庫の焼け跡から発見された。
警察は事故と断定したが、俺はなんか違和感を覚え捜査を始めたのだ。


パイプをふかしながら、ライターを眺める。
「これは重要な証拠だ。検査に回したまえ」
そう言い、知り合いの刑事に渡す。
どんな証拠かは…まあ鑑識が見つけてくれるだろう。

これで証拠は十分な気がし、俺は容疑者一同へ向き直る。
「さて…証拠も集まった。私としては自首して貰いたいが…」
自首してくれると楽だ。…そんな殊勝な犯人そう居ないが。
…沈黙が場を支配する。
「…そのつもりならば良いだろう」
俺は容疑者たちを眺め、心の中で唱える。

(…だ・れ・に・し・よ・う・か・な)

指が一人の前で止まる。
…合ってる気がする!多分!よし決まりだ!

「…犯人は貴方だ!」
俺がそう言うと、彼女は目を見開いた。


【続く】

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夢は夜に見る。夜は夢を見るか。
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