〜皇城の鎮〜日枝神社
こんにちは!
今日は東京都千代田区にある日枝神社です!
日枝神社は江戸城の鎮守として徳川家の崇敬は特に篤く、将軍の後継ぎや大名等の社参は絶えることなく毎年正月•6月には使いを遣わしており、幣(ヌサ)といって神に捧げる供え物を奉り、国家事ある時には必ず祈祷を修しました。
徳川家とは深い関係でもあった神社みたいですね。
以前の社殿は国宝に指定されてました。しかし残念ながら太平洋戦争で全て消滅してしまいました。戦後に修復作業が計画されて、1967年にすべての修築が終わり、現在に至ってます。
御祭神
大山咋神(おおやまくいのかみ)
「古事記」には「大山咋神(おおやまくひのかみ)またの名は山末之大主神(やますゑのおほぬしのかみ)とも言われています。
大山咋神は「松尾さま」の愛称で全国的に崇められる酒づくりの神です。
日吉大社と日枝神社ともに縁が深いそうです。
ちなみに大山咋神は須佐之男命(スサノオ)の孫にあたります!
ご利益
日枝神社には仕事運や出世運の上昇、商売繁盛のご利益があることで知られています。
さらに、縁結びや恋愛運、安産祈願、子育てなどのご利益もあることから、年代•性別問わずに全国から多くの人が訪れる、東京都内有数のパワースポットとなっています。
また、皇居の裏鬼門(南西)を守護する位置にもあたり、その強力な力は方位除けや厄除けのみならず縁結び、子宝、安産などにもご利益があるとされてます。
個人的に毎月お参りに行っている神社です。雰囲気が好きなんですよね。笑
猿が神の使いとされてる
実は日枝神社は狛犬ならぬ狛猿をはじめ境内のいたるところで猿の像や彫刻が見られます。
社殿向かって右側にある父猿は、出世開運、商売繁盛、社運隆昌のご利益があります。メス猿同様に撫でるとご利益がさらに上がります。
社殿向かって左側が母猿です。
(写真撮り忘れました。。笑)
子猿を抱いている母猿像は、子授けや安産のご利益があるとされています。
隠れパワースポット末社
末社とは境内にある小さな神社のことです。
日枝神社には、末社として三つの神社が祀られています。
①山王稲荷神社
この地に元からいた地主神「倉稲魂命(うかのみたまのかみ)」が祀られています。
「うか」とは穀物、食べ物の意味で、穀物の神、稲荷神、として古くから信仰されてました。
また、農業や商工業の神でもあるため、参拝すれば商売繁盛のご利益も得ることができます。
②八坂神社
八坂神社のご祭神は、海や嵐の神、荒ぶる神として知られる素盛鳴神(すさのおのかみ)
さまざまな罪を犯すものの、逆境に立ち向かい、それを克服したという英雄であり、国津神(くにつかみ)でもあります。
③猿田彦神社
猿田彦神社には天孫降臨の道案内をしたという猿田彦神が祀られています。
そのことから、旅人の神、道の神とされ崇められてきました。
道といってもさまざまですが、人生においての道案内を助けてくれる存在とも言えます。
そのことから、仕事のご縁を与えてくれる神としても親しまれています。
千本の鳥居
稲荷参道ともいわれている鳥居があります。
都内に2カ所しかない千本鳥居の一つです。
社殿右奥の裏手に位置するため、少し分かりづらい場所になります。
忘れずにお立ち寄りくださいませ〜!
御朱印
御朱印でございますが、こちらです!
どーん!!!!!!!
※末社の御朱印は頂ける日が決まってます。
山王稲荷神社と八坂神社は三が日限定
猿田彦神社は三が日と庚申の日です。
※60日に1日の庚申の日
この庚申の日、人間の体の中にいるという三尸虫(さんしのむし)という虫が寝てる間に天に登るという日。
天に昇って、天帝に自分の悪事をわざわざ告げ口をするということ。
江戸時代に三尸虫が出ないように、一晩中起きて猿田彦命を祀るというエピソードがあります。
まとめ
日枝神社について紹介させて頂きました!
御朱印を通して、こんなにも神様に役割があったなんてー!って思うこともあり、発見がたくさんありますよね。
今回は末社もあったので前回よりも長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。(*´・ω・)
次回は神様についてと書こうかなと。
リクエストがあればコメントお願い致します🤲
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