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電通を辞めて、家業に入った理由

こんにちは、丸杉で取締役をやっています杉山幸輔です。
本日は何故電通という大手企業を辞めて、岐阜の中小企業の丸杉に入ったのか(当初は家業に入る予定は全くなかった)をお話ししたいと思います。

書きながら「こんな記事だれが興味あるんだ?」と考えだしてしまい、消したり書いたりしたので、カオスな部分多いですがご容赦ください。

そして自己紹介の投稿から3日ほどでの投稿・・・、これが果たして頻度高めなのか低めなのか分かっていませんが(完全に高いと思っている)頑張っていきたいと思います笑
お付き合い頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。

電通編 前半

2010年に株式会社電通に入社します。謎の体育会コンプレックスで周りの同期全員が自分の100倍優秀に見えて「舐めんなよ絶対負けねえ」という良くわからないライバル心を胸に電通人生をスタートします。

初期配属部署での直属の先輩は東大出身のチャラ男で明らかに今まで接触したことのない人種。
「チャラい」のに「頭がキレキレ」という手が付けられないスーパーマリオ状態で、怒られる⇒反論の余地は無いがムカつく⇒次の日も怒られる⇒ムカつくを毎日リピート再生のように繰り返し、同期への闘争心なぞいつのまにかどこかに消え「この先輩を仕事で黙らせてやる!」という反骨心が次のモチベーションとなりました。(今では飲み友達)

今もそういう部分があるのですが、「焦り」とか「怒り」のようなものが僕のモチベーションの源泉となり、エンジンがグッとかかるようです。

そして何年か経ち、仕事にも慣れ、社内や取引様からも有難いことに評価を頂くようになり、なんとなく自信がついてきたくらいの時にやってくるんです。杉山の中の「焦り」が。

「え、新聞広告の事しかやってないけど君の市場価値大丈夫?」

・・・・やばいぞ!自己研鑽だ!!!今すぐに!自己研鑽と言えばMBAだろ!(単純)という事で、GLOBIS(単科生という制度)の門を叩きます。

GLOBIS編

電通という会社である程度頑張れていたと勝手に思っていた事から「まあそれなりの位置にいるのではないか」とか思っていた井の中の蛙野郎は衝撃を受ける事になります。

え、、、聞いたことない企業だけどこの人めちゃくちゃ優秀なんですけど、誰ですか怖い・・・・、外の世界怖い・・・

ただ、前述のとおり、個人的にはこういう「焦り」や「不安」に近い感情は嫌いではないのでGLOBISの環境最高やん!となり、本格入学を決めるわけです。

電通+GLOBIS編

電通で働きながら、GLOBISで学びながらという日々で思ったのは「経営ってめちゃくちゃ大事だし楽しいものなんじゃないか!?(そろそろお気付きでしょうか?そう私は安易なんです)」でした。

当時の思考回路は下記のような感じ。

  1. 企業の広告出稿有無を判断するのは宣伝部ではなく経営側である事の方が多い。つまり電通が宣伝部としか向き合っていない場合、広告出稿の有無が意思決定されている場所からかなり遠い位置にいる。

  2. 当時は新聞広告を担当する部署にいたので、意思決定の地なんて見えない位はるか遠くの地にいる。。。(悲しい衝撃)

  3. 逆に経営者と向き合って全社予算を決めるところから伴走すれば、広告予算が決まるのを待つ側から、広告予算を決める側になれるやん!

  4. え?っていうか、むしろ戦略コンサルタントとかの方が楽しいんじゃない?

という事で、GLOBISで経営学を学んでいるわけだし、戦略コンサル会社に転職しよう!となります。
(安易にも程がある、タイムマシンで当時に戻って𠮟ってやりたい)

で、転職活動をして内定を貰ったりもしましたが、チキンな僕は「いやいやまずは今の会社でなるべく経営に関われる事を探そう」とギリギリで思い立ち、関連しそうな部署に転部希望を出す事になります。(本当に良い判断でした)

電通編 後半

幸い環境に恵まれすぎている私は

  • 事業会社の新規事業開発/法人営業(1.5年)

  • DXコンサルタント(2年)

  • デジタル系事業会社の新規事業開発(1.5年)

を電通や事業会社にて経験させていただきました。(本当にありがとうございました、転職しなくてよかったです)

その中で感じたことは「経営ってやっぱりめちゃくちゃ大事だし難しい!だからこそ面白い!でも自分でやる側にならないとダメだ!」でした。
様々な立ち位置で様々な経験をしたことによって、
経営という「面白そうで難しそう」なお題に挑戦する人生は楽しいのではないか?何より経営をサポートする側ではなく経営をする側のほうがきっと楽しい!という結論に至ったわけです。

最後に

上記に加えてGLOBISで常々言われた「人生は一度きりでいつ終わるかわからない」も決断に大きく影響しました。
1度きりの人生思い切り悔いなく生きてみよう、家業がある家に生まれた「宿命」を正面から受け止めてみよう!何かあっても死にゃあしないだろう!と。。

カオスな文章に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました!!
事業承継しようか悩んでいる方、転職しようか悩んでいる方などの参考になれば幸いです。

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