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SANBUN3文

2,3カ月に一度、或る墓に参上する。親族の墓ではない。故人には生前一度もお会いしたことがない。しかし2年前、すでに風になられているその方にたまたま近所でお会い(遭遇?)したのだ。その方は生前鎌倉にお住まいだったらしく墓が近くにあることを知り、当時死んでしまったばかりの僕の愛魚コスモの亡骸も(!)連れて、墓参上することにしたのだった。鎌倉駅から15分程歩いて無事に寺へ到着!したは良いものの、このお寺、、とっても広かった!お墓も沢山。(予想の3倍はあっタ!)ここにきて目的の墓を見つけられない可能性が浮上、、!急な階段も頑張ってのぼって来たのに(泣)。ま、見つからなければあの樹にとまっているキツツキを観察をして帰ろう(?)。などとユルく墓探しを開始。したところ、墓はすぐに見つかった。僕は自分自身やコスモの紹介(風や空の方々は自己紹介をせずとも事情などお分かりになれるようなのだが…僕はすル)をして、素焼き粘土で造った自作の肛門箸置き(!)を供え、長居せず、キツツキも観ずにこの日は帰宅。この日から、度々、その方の墓へ参上するようになっタ。お酒やお線香(毎度、肛門箸置きは…ネ。)を供え、近況報告や宣言(!)をさせていただく。晴れた日にハーモニカを吹けば、微笑んでくださル。あたたかい方。その方は生前、詩人だった。偶然にも誕生日が同じ。その方・コスモ・僕の3人(?)で魚座フェスティバル。墓場で。不定期に。

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