「誰でも良いから、ぼくのファンになってください!」
先日発売しました有料マガジン「ミュージシャンがベーシックインカムをつくるためのブログ戦略」なんですが、このタイトルどう思います?
わかりにくくないですか?
パッと見、何を言いたいのか、内容がなんなのか伝わりにくいと思います。
特に「ベーシックインカム」という単語はまだそれほど普及してないでしょう。
でも、それで良いのです。
このマガジンは「ベーシックインカム」という単語を知っている人に買ってほしいと思いました。
その単語をタイトルに入れることによって、
・経済に興味があって、
・ベーシックインカムが創作活動に効果があると知っている
・ミュージシャン
というターゲットに絞ることができるわけです。
つまりある程度意識が高い人に”だけ”買ってもらえる。
このマガジンはガッツリお金の話なので、下世話な人には買ってほしくありませんでした。
学ぶ意欲が高く、書いてある情報を活かしてくれる人に読んでほしい。
そう思って、このタイトルをつけました。
ぼくは前まで「誰でも良いから、ぼくのファンになって下さい!」と思って活動してきたような気がしています。
ブログにしてもPVを追いかけ、より多くの人に読んでもらえるような話題をチョイスする。
でも、それはインターネットの特性の半分しか活かしきれていない。
より多くの「不特定多数」の人に拡散される可能性があるのもネットの魅力ですが、それよりも自分と感性のある「特定多数」の人つながることができるのが一番の魅力ですよね?
そして、生きる分を稼ぐだけなら、特定多数の人と心地よく繋がれればOKということに最近気づいてきました。
例えるなら、スタバみたいな大手カフェチェーンじゃなくて、町の喫茶店。
ネットは誰でもスタバになれる魔法じゃなく、誰でも今すぐ喫茶店を開業できる装置なんだと思います。
元からぼくが目指しているのは喫茶店だったことを思い出しました。
もちろん、全体感のある不特定多数の人にむけた情報発信もしていきます。
ですが今後はそれよりも、自分を中心としたコミュニティを心地よくしてくことを意識していきたいと思います。
小難しい『ミュージシャンがベーシックインカムをつくるためのブログ戦略』というタイトルも、コミュニティをつくるための工夫だったのでした。
昨日のnote
有料マガジン、販売しています(買い切り)
バンドマン向けブログ書いてます。
「サポートよりSNSでの拡散がうれしいです!」という人が多いですが、ぼくは普通にサポートうれしい派です。