NHK連続テレビ小説「らんまん」に出会えて～感動をありがとうございました～

はぁ。
只今の、リアル時間、23時。（投稿は遅れます( ´∀｀ )）
最終回のらんまんが、終わってかなり時間が経つのに、未だに余韻に浸っている。

完全な、一視聴者の勝手な自己満の感想文を書かせていただきたい。
何度も、放送が終わるたびSNSに書き込みたかったのだが、まとめて書くことにした。
とてもじゃないけど、気持ちが追い付かないし、数行じゃ収まらない。

浸って抜け出せないのに、SNSをチェックしては、出演者でも、制作にかかわった者でもないのに、視聴者のコメントまでしっかり読んで、うんうんと、共感をし、感動場面の切り抜き映像を見ては、号泣に号泣を重ねている。。沼とはこのこと。。

今日が休みで良かった。。一日中、あいみょんの曲が頭から離れない。

このドラマに出会うまでの私は、
知っている花の名前は、桜、たんぽぽ、チューリップ…

草花？猫じゃらしとか？夏になると雑草が生えて嫌だ～

な、大体の人と同じだと思う。

しかし、コロナもあったせいか
玄関にお花があるといいなぁとふと思い
季節の切り花を飾ったり
鉢植えに挑戦をしたりしていた。

今年の5月に飾ったカーネーション

気分は牧野先生になって苦手な登山にも挑戦した

時折、綺麗に咲くと買った花、育てた鉢植えの写真を撮るのだが、カメラの性能も良くなっているはずなのに、本当に細かい部分までは未だ、牧野先生の絵の方が鮮明にわかる。
(私の腕の問題だろうか…)

ドラマの牧野先生の絵を見て、小学校時代の
理科の授業にワープした。

そう。

あの初めて習う、おしべ、めしべの世界だっ。

顕微鏡で覗いたとしても、子供でピント操作が下手だったのか、モザイクみたいに潰れてよくわからなかったし、写真でみてもわからなかった。

だが、あの細かく描かれた、教科書の絵は命の鼓動が感じ神秘的な事に
感動した。
すごく分かりやすかった。

当時、私が見たあの絵は、はたして牧野先生の絵だったのかわからないが
今でも鮮明に覚えている。

なぜ、こんな偉人を学校では教えてくれないのか…

私も、昔から偉人伝の本を読んだり、ドラマを見たりすることは大好きで
あるのだが、牧野富太郎博士の事は恥ずかしながら存じなかった。

きっとまだまだ、素晴らしい偉人はいっぱいいるし、今回のドラマで益々
知る必要があると思った。

今回のドラマでは牧野先生と言う偉人の他に、偉人を支える偉人。
の存在がいることを改めて知った。

奥様の牧野壽恵子さん。

主婦の鏡である。

一言でもう、凄いしか言えない。

私だったら、とっくにお手上げである。

だって、仕事にならない草花をおいかけ、家は新聞紙だらけ、
性格も人が良すぎて、欲がない、お金がないうえに借金まみれの子沢山。

果たして、草花の図鑑なんか作ってどうなるのだろうが、、
不安しかないっ！ｗ

もしかしたら、壽恵子さんもたまには思ったかもしれない。
いい加減にしてくださいと言いたくなった日もあったかもしてない。

しかし、今の私なら気持ちが少しだけわかる。
うん。何ていうのか、、

傍にいると、この人を支えるのは自分しかいないっていう使命感みたいなものが強くなっていったんじゃないかなぁ。。
そして、あまりにも真剣で、輝いていてて…魅了されてしまった

この人は本物の偉大な人になる。
只者ではない…
そう、直感で感じてしまったからには、自分はどうしたらよいのか…

もう、戦友なんだろうね。

こんな言葉を聞いたことがある。

「夫婦は、目を見つめあってはならない。見つめる先は同じ目的を見つめるのだ」と。

つまり、目を見つめあっていいのは恋人の時だけ。
夫婦になったら、同じ目標に向かって行きなさい、そうしないと良い夫婦になれませんよの意味である。

本当にその通りの夫婦だなぁと思った。

だって、二人の気持ちは、「植物図鑑」を完成させる事だったから。
しかも、一生をかけた壮大な目標だ。

どんな夫婦も、多かれ少なかれ人生には様々な壁があり、それを乗り越えるために一緒に戦友になり、チームとして毎日闘っている。

私たちなりの夫婦のドラマを毎日作っている。

ドラマの中で、田辺教授の家に行った帰り道、難題だらけで思わず弱気になった万太郎が壽恵子の肩に身をよせるシーンがあった。

その時、壽恵子は、
「その岩みたいな壁は、実は軽焼きかもしれませんよ」
と笑顔で言った。

闘っている時は、本当に苦しいのだが、振り返れば笑ってしまうぐらい軽焼きだった…。そして何より楽しい思い出より、辛い時の方が心に残る。

このドラマは多くの事を教えてくださった。
夫婦の絆、長屋での人情、覚悟をもつ事。自分を信じる事、仲間、相手を信頼し思う心、人生の最後にやり遂げたと思えるように生き抜くこと。

らんまんな人生。

今、庭の雑草を見ても、らんまんを見る前の私とは気持ちが違う。
あんなに嬉しそうに、愛しそうに見つめる先生の笑顔が私の脳裏から離れない。

雑草と言う草花はない。

私も、夫とともに一生懸命生きようと心に誓った。
そして、自分を信じようと思った。

主役の、神木隆之介さんと浜辺美波さん、その他の俳優の皆様
らんまん制作スタッフの皆様、主題歌を歌われた、あいみょんさん
監督さん、本当に大感動をありがとうございました。