あむり

非営利組織で働いています

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死ぬという事

今年の目標の一つにアウトプットを増やすという事を掲げたので、ずっと考えてた事を書こうと思う。 タイトル通り、死ぬという事について。実は最近、自分なりに答えが固まってきた。 このテーマは、中学生くらいの時からずっと悩んできて、かなり自分の中で重大なテーマだった。死ぬのが怖いんじゃなくて、その後にも続く「永遠」が怖かった。生まれ変わるにしろ、変わらないにしろ、時間は永遠に流れていくと考えると「終わりがない」という事に頭の理解が追いつかず、発狂しそうになる事があった。 大人に

    • 現代の社会課題を取り巻くいくつかの「キーワード」に関連して

      2021年のダボス会議を皮切りに「グレート・リセット」(社会システムの刷新)の議論が国際的に進み、岸田総理も小泉政権以来の構造改革路線を転換し、成長と分配の好循環を作り出す「新しい資本主義」の推進を表明した。内閣に「新しい資本主義実現本部」が設置され、これまで開催された3回分の会議資料が内閣官房のホームページにて公開されている。昨年10月に開催された第1回会議の「新しい資本主義実現に向けた論点」という資料の中には「分配の原資を稼ぎ出す「成長」と、次の成長につながる「分配」を同

      • 食品ロスと食の未来

        世界人口が80億人に近づき、食料を含めた生活資源の枯渇への懸念は益々高まっている。等差級数的にしか増加しない食料は人口増加に追いつかず、必然的に食料が不足し平等社会の弊害になる事がT.R.マルサスの「人口論」によって指摘され話題となったのは1700年代である。化学肥料の登場などによって一時的に解決したかのように思われた懸念も、その後、世界人口の増加に歯止めがかかる事はなく、飢餓人口は近年また増加傾向にある。  昨今、ゲノム編集など更に革新的技術が生まれ、食料や栄養不足との闘

      死ぬという事