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9/12 タクシーの中での会話

昨日今日と一人でタクシーに乗る機会があった。しかも、どちらもよく喋る運転手さんのタクシーでね。

私は話し掛けられるのはそこまで嫌ではないので話題を振られれば答えるが、今回の二人に限っては私に話題を振っているというよりは独り言に近いような話ぶりだった。

最近こんなことがあって私はその時こう思ったんですとか、この間こういう話を聞きましてねとか、まるでプレゼンの練習でも聞いてるかのように彼らの会話を「うんうん」返事をしながら聞いていた。人が良いな俺も。

彼らも孤独な職業だよな。

以前、連日深夜に及ぶ残業でほぼ毎日タクシーで帰宅していたことがあったが、その時乗ったタクシーの中に印象的な運転手さんがいた。スピーカーから流れていた音楽がとても心地よくて、「これって何の音楽なんですか?」と運転手さんに尋ねたら「ジェットストリームですよ」と教えてくれた。

この城達也氏のジェットストリームを知ってから、それこそ深夜に帰宅してから寝る時にひたすらリピートして眠りについていた時期がある。ありゃ病んでたかもしれないが。

タクシーって乗る人は乗るし、乗らない人は乗らないと思う。それに深夜のタクシーってなんか独特な雰囲気があって、あれも味わった人でないと分からない感じではあると思う。

あの運転手さんは、今でも疲れたサラリーマンを後ろに乗せたらジェットストリームで乗客の心を少し癒しているのだろうか。この音楽を教えてくれたあの運転手さんに、私は結構感謝している。ありがとうございます。

もしサポート頂けることがあれば、それは金額の多寡というより、そのお気持ちが私に多大なる自信を与えてくれます。それに感謝致します。