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9/20 村人になりたい。

村八分(むらはちぶ)って今でも使うんですかね。

人が数人集まれば集落ができて、それがある特定の性質を帯びていけば村(比喩的な意味で)になっていくのだと思いますが、それは業界も例外ではなく広告村やテレビ村、出版村や金融村などがあって、それはそれは排他的な村もあることでしょう。

スタートアップ界隈にも村は存在するようで、渋谷村、丸の内村などがあるみたいです。

いま私は会社のミッションとしてスタートアップとの仕事に関わりたくて、何とかその村の住人になれないか四苦八苦している次第です。

村人になれないと話すら聞いてもらえないというか、そもそも話す機会が得られないという厳しさを痛感しています。

しかも彼らはシビアに人を見てくると思うので、そいつが自社にとって有益か無益かを品定めされ、無益と判断されれば相手にしてもらえない。それくらい厳しい資本市場という世界に生身でいる訳です。

そういう意味でCVC(Corporate Venture Capital)は資本を出せるという意味で羨ましい(今は無駄に口を出されるなら資本なんぞいらんという会社も多いと聞くが、、)

しかし、ある程度大きな会社にいると自分ができることに自覚的か無自覚的か分からない人が多いように思う。私はスタートアップの人たちと真剣に向き合って初めて「果たして自分は何ができるんだ?何もできないのでは?」と自らに問いかけ、スタートアップに対して何を提供できるか?と悩むことになる。私は悩んでいる。悩んでいる。

「大手企業はぬるま湯」とまでは言いませんが、あくまで自らのことに自覚的であることは非常に重要であると思う。じゃないと、裸の王様だし。大手企業には王様ですらない、裸の一般人が沢山いる。それじゃあ、ただの変態じゃないか。ねぇ。

もしサポート頂けることがあれば、それは金額の多寡というより、そのお気持ちが私に多大なる自信を与えてくれます。それに感謝致します。