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No5.あなたが選んだライフスタイルは?

今日も読んで下さりありがごうございます。臨床心理士の牛山です。

No4.で本書よりライフスタイルの話を書きました。自分で選んだライフスタイルなんだから、続けるも良し、変えるも良し…。ここでは、別の書籍を参考に、ライフスタイルが実際にはどのようなものと言われているのか勉強します。そう、私たち、見本があった方が考えやすいから…

まず、「嫌われる勇気」のなかでは、ライフスタイルを、”人生における、思考や行動の傾向”と言っています。人種や国籍、文化、家庭環境の影響を受けつつも、10歳前後で自分自身で選んだ”人生のあり方”であると。

確かに、10歳前後、小学校4年生前後というと、何となく自分ってものを意識するようになるのかな。自分を事を振り返ると、来年から生徒会に入るとなって、何かそういう”人前で活動”をしてみたい、とか思っていたかな。同時期に、それまでは趣味でやっていた野球を、しっかりと少年野球クラブに入ってやろう、とか思っていた。

アドラー派のカウンセラーが、その人のライフスタイルを見つけるためにする質問は、「その行動の目的ってなんだろう?」とか、「自分や周りの人に対してどんな見方をしていると思う?」とか、聞きながら考えていく。そしえて、次に示すライフスタイルの3つの要素からまとめていきます。

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10歳にして何となく、こんなこと考えてたかな…「ちょっとあの子好きかも♡」とか思いながら、鼻たらしながらボーっと生きていたような…

例えば、「自己概念:無力」「世界観:誰も助けてくれない」だとすれば、「自己あ理想:誰とも関わらない」は容易に想像つきそう。でも、同じ自己概念でも、「世界観:助けてくれる人はいる」だったら?ちょっと自己理想は変わってきそう。そんな風に見るようです。フムフム

もちろん、アドラー心理学は、個人心理学( individual psychology)と呼ばれ、何よりも一人一人の違いを重視するわけですが、そこはやっぱり人間が考えること。分かり易くイメージできるように類型化されています。しかし、ユニークなのは、呼び方。5つの「ニックネーム」と呼ばれています。あだ名ですね。これも、変えることができる、という意味でしょうか。

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あたなが選んでいるライフスタイルニックネームはどうでしょうか?

私は、自分自身は色々な色に染まれる人間だと思います。とりまく世界は、そうですねぇ、割と親しみが湧きますが、強い怒りからは遠ざかる傾向があります。自己理想は、障害という言葉を無くしたいので、”すべて人の役割を尊重して、親しみ合いたい”でしょうか。ニックネームはプリーザーでしょうか。

嫌われる勇気”が必要そうです…

参考

アドラー臨床心理学入門


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