自然の美しさ

水着でフードコートを歩いていた。

屋外のフードコートで食事時は過ぎて多くの家族連れやほとんどの日本人は開催されたイベントの方へ向かっていく。

日本人は人の集まる所が好きなのか?

徐々にフードコートのテーブルには数人の外国人の女性が疎らに座って寛いでいる。

そこにいる外国人は、多くの日本人がお金のかかるイベントに向かう様子を見て「何故より自然の夕日の方が美しいのに。」と言っている。

丁度、子沢山の友人と行動を離れたばかりでそういう家族を大切にする人の事も知っているので外国人の言うのはお金のかかる日本人しいてはそういう事にお金をかけられない人種の僻みもあるのだろうと思っていた。
しかし、そこを歩いている自分にもそう思う自分も家族がいない事を僻んでいる訳でもない。1人で自由に行動できる事や人とは少し違うユニークな体験をする事に趣を置いている。とはいえ、人が多く集めるイベントは裏に何かあるのを知ってるのでお金を払ってまで人工的な何かで逆に疲れてしまうのは時間が勿体ないと思っている。

フードコートには、引き締まった健康的な身体の水着姿も多かった。
夕暮れ時をゆったりくつろいで雑談してる客がほどよく心地よいハワイに居るような感覚

フードコートを抜けると白い砂浜に出た。
砂浜の手前には入り江になりプール程の水が溜まって波がない。

入り江の陸続きの向こう側に洞窟のような物が見える。
その洞窟のような場所をよく見ると白い城が立っていてその向こうにとても綺麗な夕日が沈む。
空の色が青色から紫色に変わり太陽の近くは赤い。

ここは地球ではないのか。

砂浜に腰掛け、日が沈むのを見ていようと思う。

すると手前の入り江にとても可愛い丸々としたイルカが1匹で転がって遊んでいる。

可愛い丸々したイルカ。
可愛い。

浅瀬で前転している様子が見える場所がある。

近くに座っていた日焼けした日本人に突然
回転してぶつかった。

女性は受け止めて沖に投げ返した。
イルカは楽しんでいる。
その女性も楽しんでいる。

私の方にも回転してきた。
受け取り損ないイルカは、私の後方の木にぶつかった。悲しい顔をしている。

先程の女性が手伝ってくれて2人で力を合わせて沖に投げた。
「1.2の3…」
イルカは、また喜んで泳いでいる。

女性と微笑み見つめ合い
触感がふわふわして見た目より柔らかいし軽いと会話をする

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?