学び方を知らないカエル教師

数学のテスト

テスト用紙が配られ
テスト勉強をしたのに問題の読解力が無いので
問題を解くための答えを導き出せない。


勉強をしたのに答えを導き出せないのは
自分の頭の悪さと忍耐のなさという答え
を導き出した。教師が悪い。教師が教師という仕事を自分のスケジュールに合わせて物事を進め、学ぶ事の発見し導き出す楽しさを教えず、知識を詰め込むだけが教育だというマニュアルを作ったからだ。

勉強の仕方を教わらなかった。

この後悔は試験に集中せずにその事実と向き合う試験に変わっている。
問題用紙と試験をしている自分は数学とは向き合っていない

それは同じ環境で学んだ後ろの席の彼らも同じ

どこからかカエルが紛れ込んで来て
試験そっち向けで教室が騒ぎ出した

試験官である教師は気づいていない

どさくさに紛れ生徒の1人がカンニングし始めた。

カエルは私の足元に来た。消しゴムを差し出すと食べてどこかへ行った

私は教師の元に行き、カエルのこととは別に
筆記用具が無いので試験が続けられないと
問題が解けないことの言い訳を伝えた。

教師は私を煩わしいという態度で教師の出口まで
連れて行き自ら教室から出ていくように促した

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