LONG WAVE

(2014.8.20記)
8月に入り用事がなくても朝は7時には起きている。二度寝してしまっても9時には起きて、洗濯など。1,2枚のアルバムをしっかり聴こうと思ったら、朝の方が時間がとれると気付いた。

Jeff Lynne [Long Wave] (2012)
ジェフ・リンのカバーアルバム。トータル27分で11曲。
コステロのカバー「SHE」から始まるんですが、コーラスワークだけで感動してしまう。ドンコヴェイのカバー「メルシーメルシー」も「あぁ、ほんとにこの歌が好きなんだろうなぁ」という感じが染みででくるようで(ストリングやサックス以外全曲自分で演奏してるというのもあるからか)カバー・アルバムってどうなんだろうと一瞬でも思った自分、ダサイ。

というか、ジェフ・リンのザラッとしてバタバタしているドラムがいい。
アルバム全体の音質も好き。カバーって、わりかし簡単にやってしまうけどその曲が好き!というリスペクトはまぁあるとしても、リアレンジする自分なりの解釈とセンスが問われそうで、恐ろしい。下手にやるもんじゃないな…。このアルバムを聴いてるとなおさら思いました。

Donald Fagen[Morph the cat](2006)
ドナルド・フェイゲンのモーフ・ザ・キャット。いぶし銀の世界。
色んな意味で深いため息しかでない。

Steely Dan - Buy a Thrill (1972)
スティーリー・ダンの1stはよく聴いている。
何かの雑誌かネットか失念してしまったけれど「フェイゲンの声は何度聴いても“嘲笑”に聴こえる」という文章があってずっと憶えている。
1950年代のジャズやR&Bなんか全く聴いてこなかった今、すこしずつ探しては聴いて行こうと思うも、全くなにから手をつけていいのかわからん。

富田ラボ氏の新刊 ナイトフライ『録音芸術の作法と鑑賞法』少し読んだがおもしろそうでした。


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