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クイナをこよなく愛するマングース

時はバブルのまっただ中。都会では高級車や高級クラブ、ブランド品等が支配する中、本州の北の外れで密かに誕生した男

地球世紀19XX年人類史上ごくまれにいる男の物語である。


前回のあらすじ

誕生日にファミコンをプレゼントされた彼!しかし中身は本体だけだった…カセットは明日借りてこようと思い床についた。

第7話 暴走の果てに… 後編

一夜明け、彼は目を覚ました。あれは夢だったのかと思い、テレビの置いてある方に目をやった。視線の先にはファミコンがある…やはり夢ではないと彼は確信した。しかしカセットがない……すぐにでも遊びたかった彼は、そうそうに装備を整え小学校へ向かった。

午前の訓練が終了し昼休憩にはいる。食事が終わった彼は、一番仲の良い隊員にファミカセを貸して欲しいと頼んだ。仲間の隊員はそれを心良く受け入れ、訓練が終わったら基地へ来るように誘ってくれた…

……1日の訓練が終了し彼は仲の良い隊員の基地へ向かった。そして中へ入った。

仲の良い隊員のドックへ案内され足を踏み入れた彼は物凄い光景を目にした!

綺麗に並べられたマンガ本に変形するおもちゃ!そして沢山のファミカセ達!仲の良い隊員は、「好きなやつ貸してあげるよ。」と言った。彼は数あるカセットの中から、スーパーマリオとコンボイの謎、それとマッピーを借りていく事にした。彼は仲の良い隊員に、ありがとう!と言って一目散に基地へ戻りファミコンをするのであった…

カセットを借りて数日たち……彼は覚醒し始めていた……

さらに数日がたった………遂に彼は覚醒してしまった!

それは覚醒する前の日、彼はどうしてもコンボイの謎の2面をクリアできずにイライラしていた。明日なんとしてもクリアしたい気持ちでいっぱいだった。そして………彼はその日を迎えたのであった…

何度やっても2面のボスにすらたどり着けない彼の怒りは頂点に達してしまった!彼は怒りに任せカセットをそのまま引き抜いた!引き抜いた直後、少し冷静になりまたカセットを入れた。しかし画面は起動しない……彼は仲間に言われた通り、カセットと本体の差し込む所に息を吹き掛けそ差し込んでみた。すると画面は起動し、またプレイを再開した…しかし2面のボスまではたどり着けない……その時彼の中で何かが弾けてしまった……彼は暴走を始め、ファミコンの本体を思いっきり引っ張ったあげく、コントローラーで何度も叩いてしまった……それから……………

我に返り彼はファミコンを見た……ファミコンは無惨に大破していた……そしてテレビに繋いでいた線は根元から引きちぎられてしまっていた………

彼が暴走の果てに見たものは、みるも無惨なファミコンの姿だった…………


ファミコンをしていた彼は怒りに任せ遂に覚醒し暴走を始めた!それによりファミコンは無惨にも大破してしまった……彼は自分のした過ちを悔いてしまっていた……


次回 初の実戦演習! 前編

彼は遂に初めての実戦演習を行う事になる!演習に参加すのは各近所から集められた精鋭達だ!その中で彼は奮闘する!初めての銃!彼は無事にこの演習で生き残る事ができるだろうか! 君は彼の戦いに目が離せなくなるだろう!


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この物語は実話に基づき脚色を加えて作成しております。事実と異なる表現がありますがご了承下さい。

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