みっちー

歌うたい

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歌うたい

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然るべくして

生きるってのもなかなかにしんどいもので、嫌になったり投げ出したくなったりもするものだよな。 とりあえずムリヤリ気分を上げてもしょうがないやって思うから、そういう時はそれなりにちゃんと落ち込むんだけど… でもまぁどんな苦しみも痛みも張り裂けそうな胸も、いずれ歌になるんだなって思ってるから怖くはないし、痛みは痛みとして苦しみは苦しみとして心にちゃんと刻みたいし、張り裂けそうな胸は張り裂ければいいんだって思ってる。 そして、たぶん 全ては然るべき場所に、然るべくしてたどり着

    • 張り裂ける

      ひとりでいたいような ひとりじゃいたくないような 何かが欠けてる 夜明け 張り裂ける 張り裂ける 誰か泣いてんのか 街の唸りか 俺には聞こえんだよ 悲鳴が 悲鳴が 張り裂ける 張り裂ける 張り裂ける 張り裂ける

      • 世界は終末に向けて滞りなく加速していく

        時々眠れなくなる。 酒でも飲んで少し酔っぱらわないと眠れないみたいだ。 長い時間が過ぎたようにも思うし、過ぎ去ったいろんな事がまるでつい昨日の出来事のようにも思える。 夏が近付いていて、世界は終末に向けて滞りなく加速していく。 大きな問題の前に立ち尽くし己の無力さを思い知り、それでも日常を積み上げていかねばならなくて俺は足掻いたり愛したり傷付いたり回避したり立ち向かったり打ちのめしたり愚かになったり破綻したりする。 調和する不調和。 完全なる不完全。 誰も救われないし

        • 世界は画面の中じゃなく目の前に展開している

          例えば夕方とか夜とかまぁいつでもいいんだけど、そこら辺歩いてるじゃない? そういう時に空が綺麗だなとか、風が気持ちいいなとか、あの頃はあんな感じだったよなとか、あの人は今頃どうしてるだろうとか、これあの子に似合うかもとか、あいつとここ歩いたよなとか思ったりするんだよ。 世界の美しさや喜びや悲惨さとか残酷さとか、自分の生きてきた人生や、関わったすべての人とか大切な人とかに思いを馳せるわけ。 世界の事や沢山の人へ気持ちを傾ける事とかそういう時間を持つ事が人間の情緒を育てるん

        然るべくして

          With love from this corner of the world.

          どうしようもない苛立ちを抱えたまま何でもない顔で日々をやり過ごせば、自分が感じた何かは何も感じてないみたいにただ過ぎていくのです。 だけど心に澱は溜まっていくから、苛立ちは苛立ちのまま積もって積もってまた苛立ちに変わっていくのです。 自分が何に苛立っているのかをうまく言葉にできないから出口が見えない。 言葉に出来たとして他人の領分には口出しも手出しも出来ない。 俺はたぶんとても無力なのです。 俺に出来ることはとても少ないのです。 誰かを救うことも出来ないし、大きな流

          With love from this corner of the world.

          たぶん きっと

          腹が減ったと思う 眠らなければならないと思う 酒があればいいなと思う 声が聞きたいと思う 太陽の光を浴びたいと思う カーテンを閉めなきゃ眩しいと思う 少し寒いと思う 俺は疲れていると思う ギターを弾いて歌うことができると思う 存在は不在しているのだと思う ひとりで生きて死ぬのだと思う 人は孤独だから繋がろうとするのだと思う 愛は尊いのだと思う 人は人を憎むのだと思う 深淵と見つめ合うのだと思う 人間は愚かで愛おしいと思う なんとなく たぶん きっと この無意味な人生に

          たぶん きっと

          豚の自由

          高い壁の上に有刺鉄線が 張り巡らされたこっち側で 自由だ何だと言ってるだけさ 行儀よくやって 愛想笑いを浮かべ 権力や金を拝む そんなのクソくらえだ 豚の自由だ 高い壁をよじ登って 有刺鉄線を掴んで 飛び出すよ 飛び出すよ 誰のために君は 誰のために俺は 生きてくのだろう? 果てるまで 豚の自由で満足か? 高い壁をよじ登って 有刺鉄線を掴んで 高い壁をよじ登って 有刺鉄線を掴んで 飛び出すよ 飛び出すよ

          明日がいい日になりますように

          うまく笑えないけど 今日もとりあえず俺は 笑ってるけど まだ まだ 明日は見えないままさ 明日がいい日になりますように 明日がいい日になりますように 何もわからないけど 今日もとりあえずボクは 生きてるのさ まだ まだ 虚空をまさぐるように 明日がいい日になりますように 明日がいい日になりますように 明日がいい日になりますように 明日がいい日になりますように

          明日がいい日になりますように

          愚かなHUMAN

          世界は狂っていて 人々は 傷付け合うことに夢中になる バカが目を閉じて 叩き合う くだらなすぎて嫌気がさす 誰が救われるんだ? 誰が救われるんだ? 嗚呼 愚かなHUMAN 嗚呼 愚かなHUMAN 人を小バカにして笑ってら 人に間抜けだと笑われて 愛はお嫌いですか? 愛はお嫌いですか? 嗚呼 愚かなHUMAN 嗚呼 愚かなHUMAN 嗚呼 愚かなHUMAN 嗚呼 愚かなHUMAN 愚かなHUMAN 世界は狂っていて 人々は 傷付け合うことに夢中になる .•*¨*

          愚かなHUMAN

          そして俺は斜めになっている

          難しいことなんか何も考えないで、もっとシンプルでいいって何となく察してはいるけど 脳みそはぐるぐるぐるぐる 似たようなことばかり考えてしまう そして俺は斜めになっている 何かがズレていて 何かが噛み合っていない そんな違和感 何かが間違っている気がする 何かが決定的に足りない気がする そんな不調和 欲望には際限がなくショーウィンドウの前で立ち尽くしてるみたいだ 少女は体を張って金を稼ぎ 少年は獲物を探して歩く 富者は貧困で儲け 貧者は虚空をまさぐる 支配者は広いベ

          そして俺は斜めになっている

          黒に青が混じりはじめる

          全部やめたくなる 全部放り出したくなる 心がグチャグチャで 自分自身を制御できない もしかしたらこんなもんなのか…? みんなこんなもんなのか…? 夜明けが近づいてる気がする 夜の公園の上の黒い空に 少しずつ青が混じりはじめる とてもとても小さい風が吹いて 川沿いの水の音がする そして時々人が通り過ぎる 朝の鳥たちが朝をついばみはじめる 俺は斜めになっている 苛立つ夜に身を沈めて 声を静めて心を鎮める 意味は ない

          黒に青が混じりはじめる

          午前7:18

          愛はいつも幻想で 俺はいつもないものねだりをする 年を取っていろんな事を経験して いろんな知識が増える度に いろんな事がわからなくなっていく どんどんどんどんわからなくなっていく 俺には誰も何も救えない事を思い知るなど

          街には今日も

          開けっ放しの窓から 雨音が聞こえる 俺の心の奥にも 雨が降っているよ 誰かがしがらみを 上手に生きろと言う 俺にはしがらみを 上手に生きれないよ 街には今日も雨が降ってくるよ 俺にはそれを避ける術はない 点けっぱなしのラジオから 聴こえるおしゃべり 俺の心の奥には言葉もない 誰かが未来に希望を持てと言う 俺には未来に希望など持てやしないんだ 街には今日も雨が降ってくるよ 俺にはそれを避ける術はない 街には今日も雨が降ってくるよ 俺にはそれを避ける術はない

          街には今日も

          犬の糞でも喰ってろよ

          腰抜けの大人 長いものに巻かれ 大きな流れに 流されてへらへら 金を儲けるために 人々をぺてんにかけ 権力に喰われて 心など棄てるんだろ 犬の糞でも喰ってろよ 犬の糞でも喰ってろよ カジュアルな差別 トンチの利いた嘘っぱち ひん曲げられた世界 コーディネートされた戦争 犬の糞でも喰ってろよ 犬の糞でも喰ってろよ 犬の糞でも喰ってろよ 犬の糞でも喰ってろよ

          犬の糞でも喰ってろよ

          月が綺麗ですね

          ひとりの帰り道 月がとても綺麗で あなたを想いながら ひとり歩くのも悪くないね 夜の風が 頬を撫でる 綺麗な月 輝いてる 見えてますかあの月が? 見えてますかあの月が? 見えてますかあなたには? 月が綺麗ですね あなたが同じ空の 下にいるというだけで 嬉しくなるんだよ 見上げてみて 月が綺麗さ 街の灯り 君の全て 綺麗な月 輝いてる 見えてますかあの月が? 見えてますかあの月が? 見えてますかあなたには? 月が綺麗ですね 見えてますかあの月が? 見えてますかあの月

          月が綺麗ですね

          なかゆび

          資本家が広く大衆から もっと毟り取りたいと言えば バカにするなと言い 政治家が立場を利用して 国民をどん底に突き落とそうとすれば ふざけるなと言い 権力者が弱い者をペテンにかけるために 綺麗な言葉で真実を隠せば それを暴き イザとなったら何もしてくれない世間が 世間を押し付けてきても おかしいことはおかしいと言う 誰も彼もがそう簡単に 無理を通すために 道理を引っ込めるなんて思うなよ♡