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エンディングノートってね、最期があることを優しく教えてくれるんだ

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みなさん、エンディングノートは持っていますか?
エンディングノートと聞いてイメージされることは、どのようなことでしょうか?



・覚悟は出来てる?


八年前に母が亡くなり実家で父が一人になった時、あぁいよいよ次にお葬式を出すときは私が喪主なんだな、とちょっとした覚悟がうまれました。

そのあと叔父が亡くなって、その時あまりに悲しくて、なんでこんなに涙が止まらないんだろうって思ったときに、分かったことがあったんです。

この涙は、九十歳の叔父にまだ恩返しを出来る時間があると思っていた、愚かな自分への後悔なんだと。



・お洒落な叔父との思い出


叔父は父の兄で、生涯独身。
私が子供のころ彼が住んでいたお家は、独身貴族の「夢の城」のようでした。

グランドピアノが小さく見えるほどの広い部屋に、連なった大きな窓。
オーディオ機器とレコードが隅に美しく並べられ、点在させてある絵画もそれはそれはセンスのいいものばかりでした。

幼い頃の私はその部屋で、レコードから流れるバロック音楽にあわせて、ひょこひょこと創作ダンスを踊っていたものです。


子供がなかった叔父は、私を娘のように可愛がってくれました。

世界にある美しい音楽や趣ある日本語、お洒落なお洋服や素敵なガラス器や美味しいお肉、最初に教えてくれたのは、全部叔父だったように思います。

なのにです。

足が悪くなってきている九十歳になっている叔父が、この先まだまだ元気で、私はこの後何年も叔父孝行のチャンスがあると思っていたのです。

【これが最後かも】
そう思って大切な人と接することってありますか?



・エンディングノートは、最期があることをやさしく教えてくれる


エンディングノートは、残された人へのメッセージであったり、資産情報の共有であったりが一般的に知られるものの姿だと思います。

私が購入した数々のエンディングノートも、一つ一つ質問がありカッコがあったり☑をつける形だったり。
そこに応えていくという問題集タイプのものがほとんど。

そのエンディングノートを出版された方の得意分野の情報が充実していて、たくさんの知識を得る事ができました。


書いておかないと家族が後で困るからね。
うん、よく分かる。


でも書いていて楽しくない。

なぜ?

困ったときのことばかり考えさせられて、楽しいわけがない。

そう気づきました。

2023年 夏にhibiyaが始まるキッカケになった、ミニマリストエリサさんと  「エンディングノートこんなのだったらいいな」  を語ってるVoicyです⬆️



・hibiyaはエンディングノートを届けて終わりじゃない


私が参加しているhibiyaというオンラインショップで売っている、「エンディングノート用シール&ガイドブック」を買ってくれた仲間が集っているコミュニティでは、先日「お葬式に使いたい音楽」が話題に。

そのチャットでは「これ素敵よ」「これもいいよ」と、まるで結婚式のBGMを探しているような熱量。

間違いなくみんな、お葬式の曲選びを楽しんでいるのです。

旅立ちのときなのだから、航空機会社のBGMが意外と合うと思うの、と。

早速聴いてみたら、なんて素敵な選曲✨?!と私もワクワクしてしまいました。


しかしこの話題、病気で余命を宣告された後に出来る?

ちょっと苦しくなりますね。


世界にある美しい音楽をたくさん教えてくれた叔父から、亡くなる前にどの曲が一番好きなのか、聞いておくことが出来ませんでした。

せめてお骨になる前に、もう一度聴かせてあげたかったと心残りです。


お葬式でかける音楽は、楽しく選べる時に一度書いて出しておく。
hibiyaのエンディングノートを書く時にはこういったことにも向き合っていきます。
元気なうちにこう言う話を仲間と出来るのは、とてもHappyです。


これも「エンディングノートを書きたい」と思っている仲間だからこその空気感、なのかもしれません。


hibiyaのシール&ガイドブックは、自分の書きたいことを書きたいだけ書き残すことが出来ます。

シールを使ってカテゴライズはさせられますが、何ページ書くかは自由です。

購入者の方の中には、「簡単にこのもの(hibiyaのエンディングノート)に向かってはいけない」「もっと自分が整ってから」「情報をきちんと整理してから」「きれいに書けるペンを探してから」など、ハードルをどんどんあげていらっしゃる方がおられます。

シールが剥がせるシールになっているのは、こういった完璧主義の方にもやり直しが効く為です。


まずは、袋を開けて、一番書きたいなと思った大項目シールを「えい!」と貼ってみてください!

そしてそれでも「何も出てこなーい」となった方は、グループで書くことをお勧めします!

親子、お友達、ご夫婦で

もし周りにいっしょにやってくれる方が見当たらないときには、「Me活ワーク」(hibiyaのオンラインワークです。コンセプトはみんなでみんなのMe活を応援する)でお待ちしております。


ただいま、hibiyaエンディングノート用シール&ガイドブック発売中!

書くことが楽しくなってきたら、必要な情報を書き残すことも苦ではなくなってきました。

自分の最期にも、元気なうちに向き合うことが大切だと気付きました。



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