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沈思黙読会

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読んでいるとき、私たちはいったい何をしているのか。 それを知るために、読書の仕方を一度シャッフルしてみたい。 そんな気持ちで恐る恐る始めてみることになりました。 私のイメージは夕…
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記事一覧

ストレッチとしての読書会――「沈思黙読会の試み」

大学出版部協会が刊行している「大学出版」の2024年11月号で、「読書会の魔力」という特集を組…

1970suntower
11日前
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沈思黙読会を再開します。

※1月26日開催分は満席になり、お申し込みはキャンセル待ちになります。予約状況は適宜、Xにて…

1970suntower
11日前
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沈思黙読会⑫から。再び、「猫の集会」の楽しさについて

2024年10月19日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第12回目=最終回に参加さ…

1970suntower
3か月前
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沈思黙読会⑪ 読んだ本のご紹介 その2

2024年9月21日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第11回目に参加された皆さ…

1970suntower
3か月前
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沈思黙読会⑪ 読んだ本のご紹介 その1

2024年9月21日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第11回目に参加された皆さ…

1970suntower
3か月前
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沈思黙読会:斎藤真理子さん「何も持ち出さないし、持ち出されもしない場だと思います…

第11回 沈思黙読会での斎藤さんが語ったこと。 今日はとても大勢、集まっていただいて、急に…

1970suntower
3か月前
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沈思黙読会⑪から。「猫の集会」の楽しさについて

2024年9月21日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第11回目に参加された方々のご感想を公開します!(順不同です)  ●Aさん 5回目の参加です。スマホを切るということにもすっかり慣れて、ひたすら読書と向き合う時間になりました。「猫の会議」というキーワード、改めて良いなと思いました。イメージしやすいし、この言葉でピンと来て集まった人たちというのも安心できる要素の一つだと思います。 ランチの時に、参加者の方と近い話題になり、「斎藤さんというボス猫

沈思黙読会⑩ 読んだ本のご紹介 その2

2024年8月17日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第10回目に参加された皆さ…

1970suntower
4か月前
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沈思黙読会⑩ 読んだ本のご紹介 その1

2024年8月17日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第10回目に参加された皆さ…

1970suntower
4か月前
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沈思黙読会:斎藤真理子さん「8月、原民喜を読む。最初に読んだときはたぶんスーッと…

第10回 沈思黙読会での斎藤さんが語ったこと。その2 前回、いつも参加してくださっているTさ…

1970suntower
4か月前
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沈思黙読会:斎藤真理子さん「本だけを読む時間」を持つことが、今ではよくあることで…

第10回 沈思黙読会で斎藤さんが語ったこと。その1 今日も暑い中、集まっていただきありがとう…

1970suntower
4か月前
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沈思黙読会⑩から。「読むことと、読む場の深まりについて」

2024年8月17日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第10回目に参加された方々…

1970suntower
5か月前
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沈思黙読会⑨ 皆さんの持参本紹介

2024年7月13日(土曜日)、神保町expressionで行われた沈思黙読会、第9回目に参加された皆…

1970suntower
5か月前
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沈思黙読会:斎藤真理子さん「子供が本を読みはじめるときのプロセスは人によってかなり違うのではないか。そしてそのことは大人になった人の読書をどう規定しているのか。ということ」

第9回 沈思黙読会での斎藤さんが語ったこと。 前回の沈思黙読会からの一か月で、あらためて「本を読む」こと以前に、「文字を読む」ということが、人類にとっては相当特殊なことなんだなと、考える機会がありました。  今、『世界』という雑誌で、韓国の翻訳家のチョン・スユンさんと、毎回お互いに何か質問を一つ投げかけて、それについて答えるという往復書簡のようなエッセイを連載しているんですが、前回、チョンさんから「子どものときに読んだ本について教えてほしい」という質問があったんですね。特