松本国一@富士通シニアエバンジェリスト
2018年から日本で推進されているDX、本質が理解できないと取り組みが進まなかったり、失敗したりすることが多く、5年で16%の企業しか成功していません。 まずは本質を捉えてみませんか?
プレゼンをうまく行うためのヒント集です。
DX(Digital Transformation)というと、アレルギーがある人や大きなことを考えてしまう人が多くいます。さらにはDX人材となると大きなプロジェクトを統括しデジタルインフラを確立する人。なんて思われがちですが、今回はDX人材について少しお話ししていきます。 各地で進むDX人材育成 私も毎年各地でDX人材育成研修にて講演を依頼されています。 依頼をされる方の期待値として「ITを使いこなせる人を育成したい」という直接的なものから「地元企業のDXを進めるための人
DX (Digital Transformation)、日本では2018年にDXレポートが登場して一気に業界へ浸透しました。そして2022年末にChatGPT3が登場して以来、DXへの関心からAIへの関心へ世の中が映る中、あえてDXに関心を持たないといけないですよ。という話を今回はします。 生成AIは万能? 多くの人の捉え方としては、賢者的な立ち位置にまできたAI、そんな図式が成り立ちそうですが、一方、なんでもできるは、何もできない。という言葉があるように汎用的なものは使い
日本人は完成度に拘る、品質に拘る・・・ですが、今時は拘りすぎない方が良いのでは?というのが今回のお話しです。 職人的拘りが当たり前だった日本 自分の人生を振り返ってみるといい加減だなぁ。と感じるコトが多いです。 ただ、高田純次さんほどのいい加減さはなく、ある意味それほどの深い拘りを持たない。という位のいい加減さです。 当然世の中完成度を求められることも多く、突き詰めなければならない。という感じの話が日本のあちこちで聞かれます。職人的な拘りがある意味必要・・・この状況
皆様が普通に生活を送るだけで自分に合った世界へシフトすることができる。そんな世界がもう来ています。今回はそんな話です。 マスからミクロへ 自分の行動が自分の行動を変えている意識はありますか?「そんな意識は無い」と言う方が多数派だと思いますが、今の世界、皆様の行動は「皆様の行動」によって変えられています。 ・・・どういうこと?と思うかも知れません。 昔は皆様の行動は外部から与えられた情報によって成り立っていました。 例えば、雑誌、ファッションやさまざまな世の中の変
講演の際、質疑応答や相談を受けるケースが多いのですが、その中で感じたことを書きます。 私の講演で気をつけていること ありがたいことに各所で講演させていただく機会が年間250回を超えました。当然デジタルに関わるお話が中心でDX、働き方改革、SDGs、セキュリティ、メタバース、AI…本当にさまざまなテーマでお話しさせて頂いています。 様々なデジタルを業務にしてきた経験を活かしてお話しさせて頂いていますので、一つ拘りがあります。それは専門用語を使わないことです。 なぜか
久々にプロフィールシート更新しました。 最近実施した講演内容なども含め、最新化を行いました。 イベント、セミナーなどで講演依頼を検討されている方々は講演メニューも記載していますので、こちらのパンフをご活用ください。
日本のデジタル化、進んでいない一方でなぜ仕組みにこだわってしまうんだろう。と思ったので今回はその辺りを書きます。 デジタルって便利ほぼ全ての人たちが今や当たり前に使っているデジタルとしてわかりやすいのが「スマートフォン」です。簡単にさまざまな情報にアクセスでき、生活の中に必要なものを即座に活用できる様になりました。自然と受け入れている人も多いですが、このスマートフォンにより、利用者の行動が飛躍的に「ラクをする」ようになっています。 例えば、地図。今までは紙の地図を見たいペー
話がうまいな。と思う人のプレゼンテーションにはある特徴があるな。と思ったので、今回はその辺りを書きます。 話が必ず「まとまる」 プレゼンテーションですが、当然上手な方は話し方や資料の作り方もうまいです。 でも、それだけですっと腹落ちするか。 というとそうでもありません。話がうまい人の共有点として「まとめる」能力があると感じています。 このまとめる能力ですが、「つまりはどういうこと?」という疑問を持たせない最強テクニックです。 話を聞いているとよく「この話って
世界は今急速に変化しています。特にその昔「発展途上国」と言われていた国が次々と変化をしています。その背景にあるのが「デジタル」です。 なぜデジタルが変化を進めるのでしょうか。 デジタルにより様々な変化が気軽になった みなさまも普段からスマートフォンを利用されているでしょう。2007年にiPhoneが登場し色々なことができるモバイルフォンが一般化しました。しかしながら、当時は「ボタンも無い機器は使えない」などと言われていました。キーボードなどの物理ボタンがなければ操作も難
最近話題のAIですが、なんだか遠いところの話・・・と思っている人たちが多くおられます。今後は強みがAIによって薄まる時代になるかもしれません。という話です。 生成AIが登場し、AIの流れが大きく変わった AI自体は1960年頃から開発が続いており、今までも度々ブームが起きていました。 最初の頃はAI用の専門言語が登場し、人工知能のような振る舞いをする、簡単なものでした。その後、ニューロ&ファジーという少し曖昧なことを判断するようなものに使われ、そして前のAIブームにおい
現在、全世界で進むデジタル化、年間12億台のモバイル端末が出荷され、80億回線ものモバイル回線が世界中の人々を繋ぎます。一方、時代とともに世界でも進む多様化ですが、この多様化とデジタル化は親密な関係があります。今回はそんな話です。 「ブランド」への意識の変化 最近、ユニクロのバッグが真似られたため、訴えられているのがSHEINです。 SHEINはSNSの情報をAIで分析する会社から発足したアパレル業ですが、あるバッグがユニクロの商品に酷似している。という話です。 S
日本のDXやプレゼン、「苦手」「うまくいかない」「難しい」。 そんな声をよく聞きます。 一つのポイントだけ押えれば劇的に良くなります。それが「自分事」です。 当事者目線が重要 プレゼンテーションを聞いていて、次のような話を聞いたとしたらあなたはどう感じますか? 「この間聞いた話ですが、2100年にアメリカの人口は4億1000万人になるらしいです。」 どういう印象を受けますか? 話している本人の言葉ではないですし、アメリカの60年後の人口に関心がない人も多い
「裏社会」と言うとなんだか危ない世界を想像してしまいますが、皆様が生活する中で目にする表の世界が存在するためには必ずそれらを構成する見えない仕組みが存在します。 今回はそんな裏を知ることが知ることがビジネスでもプレゼンでも、DXでも必要です。と言う話です。 裏を知る=深みが増す 提案プレゼンテーションなどを聞いているとよくあるカタログに書かれているような話だけを並べてお話される方がおられます。当然ながら、商品を説明するのにカタログに書かれていることを伝えることは非常に重要な
プレゼンテーション資料、悩んでいる人も多いですよね。 今回は私自身が資料を作る際に気を付けていることを書いてみます。 プレゼンテーション資料はパセリ🌿 レストランなどで食事をしているとお皿にパセリが添えられていることがあります。 パセリがメインディッシュとして捉えられることは無いでしょうし、食べない人も一定数いると思います。ではなぜパセリが添えられているのでしょうか。 それは彩としての緑が欲しいからではないでしょうか。 私がプレゼンテーションを行うとき、資料自
プレゼンテーションの相談をされた際、よく「資料やシナリオをどう作っていいかがわからない」というお話をいただきます。シナリオ作りや資料作りにはそれぞれテクニックがあり、色々な技術を合わせて作成する必要があるのですが、相談の際、それ以前に・・・と思える話がよくあります。今回はそんなお話です。 素晴らしいプレゼンテーションが良いこと? プレゼンテーションを行う際に「綺麗な資料」「きっちりとしたシナリオ」が作りたい。という相談が非常に多いです。 エバンジェリストが作っているよう
プレゼンテーションを聴く機会やする機会がある人から「どうして松本さんの話ってわかりやすいんですか?」と聞かれる機会が多くあります。実はやっていることはかなりシンプルなのです。 業界に染まらない 業界に染まった人のプレゼンテーションって凄く、凄そうに見えるんですよね。特に専門用語や独自の理論を展開されるとそういうものなのか?と。 ただ、理解できているか。というと、それほど理解されていないケースが多いのです。私もその昔、モノづくりの現場にいて、商品の売り込みをかける仕事をし