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2015年1月の記事一覧
散文 044
ドラマ、世紀末の詩
思い出しちゃった
あんなに仰々しい、愛 とは
のお話だったのに
最後風船に例える所が
妙にシュールだ
すげー例え
期待してたのにな~
クローン家族のお話とか
恋するパン屋のせんりさんの
ぎこちなーいお芝居
1話1話 出来が良いのに
もう一回あの世界を
ゆっくり見よ
散文 号外ー
たいしたことでは
ないのですが
家裁の人のセリフがぐるぐる
どうしてそんなに 花が好きなの
と、問われた主人公が
太古の昔も、死者に花をたむけていた。
遺跡からその痕跡があるようです。
今の人も、昔の人も、
花を見てる時だけは
優しくなれる気がするんです
の様な、セリフが。
ぐるぐる
散文 041
すべてのモノに
便宜上 名前がある
だれが
空の色 "あお"とつけたのだろう
あお という名前じゃなくても
空は好きだったろうけど
ん?
"そら" ってだれが………
散文 039
今日も伸びる
今日も伸びる
ドコを引っ掻いてやろうか
怒らせる
呆れさせる
喜ばれる
悲しませる
疎ましがられる
引っ掻いてみないと
解らないじゃん
今日も伸びる
生きている限り
爪が伸びる
散文 038
ナイフ戦における
絶対致死
胸骨上から6番目
女性なら
左乳房の下に
ナイフを入れれば
8センチで心臓
左傾部から左鎖骨の間
垂直に刃を20センチ
入れると心臓
他 手足の内側 首筋左右の血管
等等
奪おうと思えば
すぐ出来る
そんな儚い命だから
使えるだけ 使い倒したい
私は 思ってます
散文 (今年初) 036
良く見ると 意外と可愛い
カラス
器用に飛んで クチバシで
ゴミ袋と格闘
冷たいのに ゆーっくり泳いでる
池の鯉
カラフルなの黒いの 大小
人影で集合
公園でうっかりリード離して
自由満喫中 飼い犬
人じゃ追いつけるはずもなく
飼い主は名を呼ぶ
空も飛べず 長く水に潜れず
速く走れない 僕等には
文明を盾にするしか
なかった
コンプレックスの
塊が 僕等
散文 037
キャベツ
レタス
白菜
玉ねぎ
尊敬しています
どこまで剥いても
どの角度から見ても
なんとなく 識別出来る
スゴイ存在感だ
剥いても剥いても
私がいる
剥いても剥いても。