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子どもの昼寝のメリット?

【子どもの昼寝はOK?】

子どもは体が成長する過程で、
日中、ずっとおきられる体力がつきます。

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人間の脳は睡眠によって育ちますが、
脳の成長は三段階あり、
最初に育つのは、「体の脳」。
(生まれてから5歳くらいまで)

その過程で、
昼行性の動物としての生活が見につき、

  • 朝の太陽によって目覚め、

  • 夜の日没とともに眠くなり、

  • 深い睡眠を十分な長さ、取れるようになります。



2歳児はほぼ100%昼寝をしますが、3
3歳児になると、50%、

4歳児になると、7割が昼寝無し、
5歳児になると、9割が昼寝をしない、

…と、だんだん昼寝を必要としなくなるのですよね。


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せっかくお昼寝をしない習慣がついてきたのに、
小学校に入学した途端に
帰宅後、お昼寝をする、

・・・というところで
戸惑うお母さまが多いのですよね。


小学校に上がると、

・通学で歩く距離が増えたり、
・集中して授業を聞いたり、
。体も脳も疲労の度合いがあがり、

お昼寝をしたくなるのは自然の事。


実際、
小学生のお昼寝には良い面もたくさんあります♪

例えば、

  • お昼寝をする子どもは幸福度が高く、

  • 問題行動が少なく、

  • 物事をやり抜く力が備わっている、

  • 学業成績が良い、

  • BMIが正常値にある、


というデータがあったり
(小学校5年生、6年生対象、
米国ペンシルバニア州、カリフォルニア州)

NASAの実験でも、
26分の昼寝で認知能力が34%アップ、
集中力54%アップ!

などなど。

この一面だけ聞くと、
昼寝を取った方が良いのか、
という気分になるかも知れませんが、

気を付けるべき点があります。


それは、

(1)夜の睡眠(本番)に影響しないこと、
(2)体内時計を狂わせないこと!

・・・ということで、
具体的に気を付けたいのは、

  • 時間帯

  • 長さ

  • 寝る場所



<時間帯>

昼寝から目覚めて次に眠くなるのは
6時間後、とも言われています。

昼寝が午後の遅い時間になってしまうと、
夜、眠くならず、
体内時計を狂わせてしまって、
体がつらくなるのですよね。

逆算すると、
午後3時くらいまでにしておくのが
無難ですね。


<長さ>

昼寝は、短くサクッと、
15分~20分程度に済ませるのが良い、
というのが鉄則!

それ以上になると、
深い眠りに入ってしまい、
夜の眠りに影響します!


<寝る場所>

ベッドのような
快適な場所で眠らない方が良いですね。

深い眠りに入ってしまい、
血圧も下がってしまい、
いざ、目が覚めて体を起こすときに、
相当な負荷がかかってしまうんです。


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そして、最後にとても重要なこと、

お昼寝は無理にしなくてよい、
ということ!!


夜にちゃんと眠れていれば、
変な時間に眠くなることはないです。

逆に言うと、
昼間に眠くなるということは、
夜の睡眠が足りていない可能性が高く、

昼寝は、そういう時の
補助的な眠り。


やっぱり
理想は、昼寝を必要としないくらい、
夜にぐっすり眠ることなのですね~





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暑い日が続きますが、
どうぞご自愛くださいね!


笑いと涙で人生を変える睡眠コーチ
小畠径子(おばたみちこ)


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