娘と旅行できる幸せ#フランクフルト編

ドイツの日曜日は安息日。飲食店や公共交通機関、空港を除くと一般のお店は法律で営業禁止になっている。娘はショッピングしたかったようだが、まあ、最後の日だし、のんびりしよう。

映画博物館は出色

映画発祥の地ドイツだけあって、19世紀の動画の原型から現代に至るまで、歴史をまるっと味わえる博物館。ハンドルをクルクル回すとひたすら跳び箱を飛ぶ動画、というよりほぼパラパラマンガの世界だけど、当時は画期的だったんたろうな。無声映画の上映もあって、すごく面白かった。

今週は映画週間みたいになっていて、子供たちが映画に触れて楽しめる仕掛けが色々施されていた。血糊をどうやってリアルに見せるかとか、雨やスモークを出したり、絵を何枚か書いて動画風に見せる体験とか。子供の頃から映画製作の面白さを味わっていると、すんなりその世界に馴染めるのだろうね。デジタルばかりでなく、こういう経験ができる場が日本にもあるといいな。きっとドイツでは映画が文化になっているけど、日本では娯楽なんでしょう。

現代美術館は不思議空間

なにやら女性の権利を声高に叫ぶ映像、広〜い部屋にポツンと置かれたマッチ棒、自分がいかにダンスが好きかを表現した映像、ペンキをぶちまけた部屋、猫の絵と鳴き声が響き渡る狭〜い閉ざされた部屋…

ほとんど意味不明の不思議空間だった。

リバークルーズは不発

昨日ローテンブルクとハイデルブルクを案内してくれたドライバー兼ガイドさんが、リバークルーズは退屈だから辞めた方がいいと言ってたけど、その通りだった。なんの趣向もなく、ただ地味に川を行き来するだけ。退屈すぎて、途中から眠りこけてしまった…。

でも、やたら人が多くて満員御礼。日曜日、どこも閉まっていて、行くとこないもんな〜。

空港に行く前に、キックボード🛴に乗ってみた。最初レバーを押しても動かず。あれ？と思っていたらいきなり猛スピードで動き出し、危うくコケるところだった。でも、これ、チョー気持ちいいわ〜。日本でも乗れるようにならないかな〜。

空港行の電車がやたら満員で、みんなビール片手にサッカーのユニフォームを来て盛り上がってるのでなんかと思ったら、6時からサッカーの試合があると言う。長谷部も出るらしく、彼は守備の要でいい仕事してるぜ！と褒めてくれた。ドイツのサッカー人気は想像以上に凄まじいようで、スポーツといえば、1にサッカー、2にサッカー、3にサッカーとのこと。試合のある日はみんな盛り上がる気十分でスタジアムに足を運ぶので、始まる前からお祭り騒ぎ。

さて、これで今回の旅行も終わり。楽しい時間はあっという間に過ぎます。ま、週末はロックフェスに行くけどね〜。

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