見出し画像

そして、神楽坂へ。

こんばんは。今日もお疲れ様です。

10年前の2010年9月。またまた古い話で恐縮です。

当時、私は勤務先の某外資系企業から会社理由による「クビ」を言い渡されておりまして、本来転職活動を必死こいてやらないといけなかったのですが、もう50歳になってしまっていましたし、40代の頃と違って転職コンサルさん達もあまり真剣に動いてくれません。

せっかく溢れる程の時間があったので、知り合いのつてで当時与党だった
民主党の参議院議員の選挙を2010年の4月から6月まで3か月程手伝い、
選挙後、結果として国会議員秘書として迎えられることになったのは、皮肉なものです。

私の昔の食日記ブログに登場していたMちゃんも、この年に大学を卒業して就職したのですが、銀座の三ツ星イタリアンで卒業祝いをしてあげたものの、就職祝いのご馳走はお預け状態でした。

なので、自分の転職祝いも兼ねて、半年遅れの就職祝いを、Мちゃんの会社の近くの神楽坂で実施することにしました。

神楽坂に行ったのは、実は久ぶりでした。

早めに到着したので、まずは、お堀沿いの、当時のぐるなびレビュアー仲間の巴里の恋人さんが紹介してくれたワインバー、Le Train Bleuへ。

食べログの情報の通り、現在は閉店してしまっております。

店長の丸山錬太郎さんが、その当時Twitterを始めてました。

グラスワインを一杯だけ頂きます。

画像1

ブルゴーニュの1998年のワインが、なんと一杯900円。

画像2

ピノ・ノワール、フランスのぶどう種で、スーヴィニオン・ブランと並ぶ
のぞえのお気に入り。

ピノ・ノワールの、このルビー色が好きです。

画像3

チャージも不要なんです、ここ。

900円だけ払って、「また来ます」と言ってお店を出て、飯田橋の改札前でMちゃんと合流し、こちらに向かいます。

10年前の店名表記は、「薪窯ナポリピッツァとワイン 〜ENOTECA PIZZERIA〜 神楽坂 スタジオーネ」でした。

屋上にオープンテラス席はあるは、ピザを焼く薪窯はあるは、ウォークイン
セラーはあるは、この後一世を風靡した、神楽坂が「大人の階段を上る街」として脚光を浴びることになる、火付け役のお店ですな。

暑いので屋上のオープンテラス席、と思ったのですが、今月中は予約で
ずっといっぱいとのことで、お店の中央の狭い二人掛けの席に追いやられてしまいましたf(^-^;。

人気店なんですねぇ〜。

半年ぶりの再会を祝して、スパークリングワインで乾杯しました。

画像4

サンティ・スプマンテ、ボトル4,800円でする。

店員さんが、速水もこみち君そっくりのイケメンですが、Мちゃんは
もこみち君系には興味ない感じでしたf(^o^;。(笑)
Mちゃんの彼氏の画像とか、見せてもらってないので、Mちゃんの
好みのタイプは、いまだに不明です。(笑)

お通し(コペルト)は300円ですた。

画像5

この日の食事のメニューは、スタジオーネ・コース8,500円にしてみた。

前菜は、鮮魚のカルパッチョ。

画像6

スプマンテにジャスト・フィットですね。
先日ご紹介したように、伝統的イタリアンではカルパッチョは元々肉料理
でして、魚介類でカルパッチョを始めたのは、ベットラの落合シェフだそうです。

続いて、アンティパスト・ミスト。

画像7

それぞれ、アップでどぞ。

画像8

画像9

左端は、これ、バーニャカウダですよ。

画像10

Мちゃんは、入社して半年の間に、先輩女性社員達からすっかりアルコールの飲み方を鍛えられてしまったそうなので(笑)、スプマンテはあっという間になくなってしまい、ランゲ・ネッビオーロ6,900円をいっちゃいました。

画像11

こちらのワインリストは、安物はおかないぞってスタンスがはっきりして
ますが、それぞれのレベルでは、リーズナブルな価格設定だと思いまする。

ランゲ・ネッビオーロの名前は、文字通り葡萄品種ネッビオーロから来て
ますので、グラスに注がれると、ガーネット色の深い色合いがもう、たまりません。

画像12

フランスのワインも、巴里の恋人さん、丸山さんや安東さんのおかげで好きになり始めてましたが、やっぱりイタリアのワインが一番好きだ。


そしてこちらのお店は、もちろんピザがおすすめ。

画像13

ピッツァ・マルゲリータ・ブッファラ。

ブッファラは、水牛のモッツァレラ・チーズ、だったかな。

辛味ソースをお好みでかけて頂くんですが、真ん中の生地が他で味わった
ことないほど薄くて、これでよく焼けるもんです。
あ、断面の画像も残しておけばよかったのに...。

画像14

リストランテの雰囲気で、ピザが頂けるので、OLさんの人気が高いのも
うなずけますね。

本日のパスタは、タリアッテーレ。

画像15

魚料理は、手長海老(スカンピ)のグリル。

画像16

色鮮やかですよねぇ〜。

コース料理の内容、あらかじめ判ってたので、程よいタイミングで白の
グラスワインを頼んでおけばよかったのですが、半年ぶりに会った
Мちゃんに、選挙の手伝いで熊本に1か月出張してたり、福岡にも足を
延ばした話とかに夢中で、すっかり失念しておりましたf(^-^;。

お口直しのグラニータがでます。

画像17

ミント味のする、グレープフルーツのクラッシュアイスですた。

肉料理は、和牛のグリル。

画像18

ジューシーで、予定通り、ネッビオーロによく合います。
アップで、どぞ。

画像19

ジェラートは、量が多すぎて、のぞえは食べきれませんでしたよf(^o^;。

画像20

とりあえず、奥のアクリルの容器に乗ってる分は、Мちゃんのプレートに
ひょいと放り込みました。(笑)

〆はコーヒーでまったり。

画像21

前の職場の丸の内から、さらに近くなったので、今後は神楽坂のイタリアンも再度開拓しましょうかね~とその時は思ったのですが、国会議員秘書と
して国政を担う、というスイッチが入り、半年後には東日本大震災が発生し、新しいお店を開拓する、という食べ歩き好きは、この後急速に
その頻度を落としていったのでした。

今日は実は、そのМちゃんの誕生日なので、昔の写真を引っ張り出して来て
ご紹介させて頂きました。
ご本人には、LINEでメッセ送っておきました。

では、また。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?