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可憐でいながら、実はたくましさを持っている

見かけたのは上野公園、最初は「薔薇」かなと思ったのですが、実は「シュウメイギク(秋明菊)」です。名前の通り秋が開花時期ですが、可憐な表情とは裏腹に、寒さに強く冬場でも咲いています。

「菊」とついていますが、キク科の植物ではなく、アネモネの仲間だとか(アネモネってどんなだったかな)。原産地は中国で日本に入ってきて各地で野生化したようです。お寺で咲いているのが多いように感じます。

花の後にはふわふわの綿毛が出るらしいのですが、見たことはありません。たんぽぽもそうですが、タネを軽やかな綿毛に包むことで、風で遠くまで運ぶという生き残り策ですね。

弱そうに見える植物であっても、実はたくましさを持っています。「中小企業にもたくましさが必要だなあ」、そんなことを感じる土曜日の朝です。今日も仕事場で原稿を書いて、細かいことを片付けます。

こちらにも植物のことを書いています

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