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いまある条件を活かして、足りない条件を生み出していく

「足りないもの」を「足りるようにする」ことって仕事の基本です。当たり前だと思うのですが、わかっている人は案外少ないような気がします。正解がないいまは、この仕事の基本が大きな力となるのを感じます。

足りないものを嘆いていても何も変わらない

小さな会社のブランディングを支援しているクエストリーの櫻田です。何かをやろうとしたときに、満ち足りた条件ってまずありませんよね。大事なのは足りないとわかっていることをどうするかです。

ブランディングに取り組んでいると、「あれが足りないから」「これが不足しているから」という声がよく聞こえてきます(声に出なくてもそんな雰囲気ってわかります)。事情はわかりますが、「だからどうした」です。

とくにトップからこの言葉が発せられると、「いい加減しろ!」と言いたくなります(こういう言い方はしませんが、個別にしっかりと伝えます)。でもねえ、足りないものを嘆いていても何も変わりません。

いまある条件を活かして、足りない条件を作り出していく

「ああだ、こうだ」と理屈をつけて、事実をややこしくしてしまう人がいます。できない理由を蕩々と述べて正論化しようとする人もいます。どちらも自分からは何も始めようとしません。

必要なのはいまの状況を変えようとする人です。状況をよくするために自ら動こうとする人です。資金が必要ならば、それを作る手段を決められる人、技術が課題ならば、どこから学べばいいかを探し出せる人です。

どんな悪い条件の中でも、「いまある条件を活かして、足りない条件を生み出していく」・・・これがリーダーの仕事です。「どんな時でも、自分を信じて、主体的に、主導的に動く」、自戒を込めてこれしかありません。

ということで今日の一言は次の通り!

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