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中小企業のブランディングは、「人を起点」にする

確信していることがある。それは中小企業のブランディングは「人が起点」ということだ。

大企業がマスマーケットを狙うために展開しているメディアを中心としたクリエイティブ起点のブランディングとは一線を画している。

これは中小企業にはお勧めできない。

なぜならば、マスマーケットから支持を得るためのクリエイティブを主軸にしたブランディングは資金がべらぼうにかかるからだ。

企業の経営資源は、「ヒト、モノ、カネ、情報、時間、知的財産」の6つだといわれるが、中小企業はどれも限られている。

しかし、よく考えてみるとヒト以外の、「モノ、カネ、情報、時間、知的財産」の5つは、資源の規模とは関係なく「人」が生み出している。

中小企業のブランディングは、この最上位の経営資源である「人」を起点にしなければ難しい。というよりも、それがすべての土俵なのだ。

では、人とは誰のことなのか?それは縁の近い人から考えるとわかりやすい。具体的には、自分自身、社員、その家族、顧客・・といった感じだ。

これらの人を起点とし、「何ができるのか?何が強みなのか?どうありたいのか?」、この問い掛けを繰り返すことからブランドの方向性が見えてくる。


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