ホセ・アルトゥーベ(2022年 ヒューストン・アストロズ)【パワプロ2022 パワナンバー】
ホセ・カルロス・アルトゥーベ
José Carlos Altuve
HOU(2011 - )
小さな大打者
小さな大打者としてよく知られる男のアルトゥーベ。身長は168cmとも言われており、170cm以下の我々にとっての希望ともなっている。
メジャーデビュー初期は俊足を生かしたプレースタイルで、2014年は首位打者と最多安打、さらに盗塁王を獲得。この3つのタイトルを同時に獲得したのは2001年のイチロー以来だった。
しかし2015年から一気にパワーが向上、初の二桁本塁打を記録。さらに2016年からは2年連続で24HRを達成し、着実にスラッガーとしての成長を見せていった。
2019年には自己最多の31HRで、3割を切ったもののパワーという面で着実な進化を遂げた。
2020年は不振から大幅に数字を落としたものの、2021年に再び復活を見せた。打率はキャリア最低となる.278だったが、31HRを記録。
2022年は2018年以来となる打率3割を達成、ホームランも28本と打撃成績を着実に戻し、OPSは.921を記録。
しかし、アストロズのサイン盗み問題で常に批判され続けており、評価が濁ってしまっているという点も強い。サイン盗みの恩恵はそこまで大きくないと言われてはいるが、故意死球を受けるなど、近年は苦しんでいる。さらにWBCではデッドボールで骨折、苦しいシーズンが続いている。
2022年成績 .300 28HR 57打点 18盗塁
査定について
ホームランを打つようになったとは言え、ゴロヒッターであることは変わりません。弾道3ですね。
脚力は全盛期ほどではなくなっているとはいえ、そんなに悪くないものがあります。
しかしまあ守備面が最大の問題となりますね。2022年は守備面で大幅マイナス、ずっと守備ではマイナスを叩き出し続けているので、仕方ない。
対左A
左相手に.340でOPS1超え、対左Aです。右投手相手には.285でOPS.860なので、まあ仕方ない。
プルヒッター
初期の頃はかなり逆方向にも打球を飛ばしていたのですが、スラッガーとなってからは完全プルヒッターです。引っ張り方向への打球が5割を記録していて、なんとなく山田とイメージの近い部分はあるかもしれません。
盗塁B
18盗塁で盗塁死がわずかに1。全盛期ほどではないとはいえ、盗塁技術は高いです。
内野安打〇
内野安打17個はさすがですね。
チャンスC
得点圏OPSは.939はチャンスD案件な気もしますが打率.318なのでまあCでいいかと。でも57打点しか挙げてないしなあって。まあ1番打者だからということで。
対ストレート〇
対ストレートwOBAが.439、xwOBAは.399とストレートをしばきまわしています。圧倒的ですね。
ひとこと
最近のアルトゥーベって感じですね。全盛期とはかなりプレースタイルが違うのですが、まあこれもアルトゥーベだよねって感じです。いろいろ言われてますが、がんばってほしいですね。
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