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中村真人(2009年・東北楽天ゴールデンイーグルス)【パワプロ2024 パワナンバー】

中村真人
なかむら まさと

東北楽天(2007 - 2012)

天才的悪球打ち

 天才的な悪球打ちで有名な中村真人。高校通算31本塁打を記録したスラッガーで、近畿大学では糸井とともに活躍、打率.286の活躍を残すと、野村克也監督率いる社会人野球のシダックスへと入団した。シダックスでは野村克也の薫陶を受け、身長176cmと小兵ながらもシュアなバッティングで活躍し、都市対抗野球では若獅子賞を獲得。2006年にシダックス野球部が廃部となると、その年のドラフトで楽天から育成2巡目で指名され、再び野村克也監督の下で野球を続けることに。
 2008年には入団2年目にして早くも支配下契約を勝ち取ると、楽天の一番打者としてリードオフマンを務めた。2009年は背番号を00に変更したシーズンで、初回先頭打者ホームランを放ち一番打者として活躍しただけでなく、3番打者を務めるなどチームを支えた。満塁での無類の強さを見せ、自己最多となる101試合に出場した。最も苦手なコースはど真ん中とも言われ、とにかく難しいボールでも芯で捉える打撃センスで、その打撃センスは野村克也監督からも認められていた。小兵ながらもパンチ力に優れ、意外とパワーもあった。
 しかし2010年は当時のブラウン監督から悪球打ちが禁止された影響もあり、打撃面でスランプに陥る。2011年はわずかに復調を見せ、中島俊哉とのプラトーン起用により打率.271の活躍。2012年にも再びスランプに陥ってしまい、天才の打撃が戻ってくることがないまま自由契約となってしまった。2013年に引退を表明した。その後楽天が優勝・日本一となったが、草創期の楽天を支えた名脇役という意味では中村のことを忘れることはできないだろう。

2009年成績 .270 3HR 25打点 9盗塁

パワナンバー 12300 30006 74056
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査定について

 上記のブログを参考に、天才らしさを感じさせるステータスと言ったところに注力しました。ミートの基準が+10されたこともあり、よりコンタクトスキルの高さを光らせられたなといった印象。パンチ力のある選手でもあったので、パワーもDに乗せました。ちょっと盛りすぎたかもしれない。

流し打ち

 打球のかなりの割合が逆方向へと飛んでいて、ホームランも逆方向に2本。

悪球打ち

 中村真人と言えばこれでしょう。これこそが中村真人。

ハイボールヒッター

 高めのボールに対して合わせるのが本当にうまい選手といったところ。低めのボールを打てる選手は割といる印象ですが、高めのボール球を打ってあれだけ結果を残せる選手はやっぱり貴重だったなという印象です。

ひとこと

 中村真人と草野大輔、この二人は初期楽天の癖のある天才打者と言った印象のある選手たちですね。育成から這い上がったという意味では野村チルドレンの中でもかなり特徴的な選手という感じもあります。

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