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ルイス・アラエス(2023年 マイアミ・マーリンズ)【パワプロ2022 パワナンバー】

ルイス・サンヘル・アラエス
Luis Sangel Arráez

MIN(2019 - 2022)
MIA(2023 - )

四割打者は逃すも……

 去年の査定記事はこちらからどうぞ。
 WBCベネズエラ代表として初出場したものの、不振で結果は残せなかった。しかしいざシーズンが開幕してみるとその打棒は圧倒的、とにかくヒットを量産し続けた。マーリンズ移籍1年目となったこのシーズンは、なんとマーリンズで初めてのサイクルヒット達成者となり、5打数5安打でシーズン打率を4割に乗せるなど、とにかく快調な打撃でヒットを積み重ねた。特にパワー全盛の現代のメジャーリーグでコツコツとヒットを重ねる打撃スタイルは光るものがあり、とにかくヒットを量産。1試合5安打を3度達成するなど、とにかく前半戦は圧倒的な成績を見せた。
 前半戦を打率.380台で折り返し、打率4割への期待度も高まった後半戦だったが、わずかに失速し打率を落とす結果に。それでも後半戦打率.314はやはり圧倒的で、終わってみれば自身初となる200安打を達成。打率.354で2年連続の首位打者を獲得。前年はアメリカン・リーグのツインズで首位打者を獲得しており、2023年はナショナル・リーグのマーリンズで首位打者と、史上初の異なるリーグで2年連続同タイトルを取得するという珍記録を達成。
 打率2位のアクーニャ Jr.もかなりの活躍で打率.337と首位打者クラスの数字だったが、いかんせんアラエスが打ちすぎた。

2023年成績 .354 10HR 69打点 3盗塁

パワナンバー : 10300 42084 05756
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査定について

 これは圧倒的首位打者ですわ。まあ、アラエスって俊足ではない、むしろ鈍足寄りの打者なので、そのアラエスがあのハイアベレージならまあ能力は盛っていいでしょう。
 パワーはまあ普通というか平凡ではありますが、一応メジャーで初めて二桁本塁打を記録しました。
 守備では前年が一塁をメインにユーティリティとして試合に出ていたのに対し、2023年はほぼセカンドに専念。鈍足ながらも守備指標はプラスで、特にセカンドを1100イニング守ってエラー4つは非常に優秀。

メッタ打ち

 「もし4割達成したらメッタ打ちバージョン作ります。」と書きましたが、4割達成してないのにメッタ打ち付けました。まあまあ話を聞いてください。シーズン猛打賞が20回、1試合5安打を3回、4安打を4回もやってるわけで、とにかく固め打ちなわけです。これはもうメッタ打ちでいいでしょう。

アベレージヒッター

 アラエスにアベヒ付けずに誰にアベヒ付けるんですかねって感じです。打撃技術は天才。

チャンスA

 打点は68打点しか挙げてませんが、得点圏打率はなんと.434、チャンスで強すぎる。

対左F

 右相手には打率.362、左相手に.326と若干左を苦にしていますが、まあそんな目くじら立てるほどでもないというか、2022年は対左打率.265とかなり厳しかったのに比べると非常に良くなりました。

アウトコースヒッター、対変化球〇

 前年はインコースに強かったんですが、アウトコースの数字が非常に良くなりましたね。変化球の捌きがうまいのは解釈一致。

守備職人

 エラー少ないからね、そらそうよ。

ひとこと

 これぞ首位打者と言うべき能力ですね、っぱアラエスに首位打者とってほしかったので嬉しいです。今後もハイアベレージを残してほしいですが、BABIPがずっとインフレしてるのでいつか数字の落ち込みが来ないか心配です。

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