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ジャスティン・ターナー(2022年 ロサンゼルス・ドジャース)【パワプロ2022 パワナンバー】

ジャスティン・マシュー・ターナー
Justin Matthew Turner

BAL(2009 - 2010)
NYM(2010 - 2013)
LAD(2014 - 2022)
BOS(2023 - )

ヒゲのクラッチヒッター

 レッズに入団したターナーだったが、オリオールズにトレード。さらにオリオールズでも結果を残すことができずDFAとなってしまう。
 しかし移籍先のメッツで覚醒、2011年に.260 4HRの活躍を見せ、ルーキー・オブ・ザ・マンスに選ばれたりもした。主に二塁を守りながら、内野のユーティリティとして活躍。
 だがそれ以後もスタメンに定着することはできず、ノンテンダーFAとなってしまう。

 転機となったのは2014年。ドジャースとマイナー契約を結ぶと、実力でメジャー契約を勝ち取った。この年は109試合で打率.340と一気に打撃覚醒。ドジャースもターナーを三塁として固定起用する方針へと変わり、クラッチヒッターとして活躍を始めた。2015年は自己最多の126試合で打率.294 16HRと期待に応えた。
 さらに凄かったのは2016年。151試合に出場し、初めての規定打席到達を果たした。27本塁打はチームトップ、さらに90打点と勝負強さが光った。
 2017年は前年と比して打率が飛躍的に向上した年となり、打率.322と首位打者級の活躍を見せた。しかしこの年DJ・ルメイユが無双したシーズンでもあり、ダニエル・マーフィーも174安打を記録し打率.32209で、ターナーはわずかな差から3位に終わってしまった。例年なら首位打者を取れていたかもしれない活躍をしても、タイトルなしに終わるのもまたターナーらしい。
 これ以後も打率の高さには安定感があり、常に2割後半台の打率を記録しながら20HRぐらいを打ってくれるという安定感、さらにドジャースのポストシーズン打点記録を持つという勝負強さ、加えて三塁手としても巧みな守備でプラスを生み出し、タイトルこそ取れなかったものの一時期のドジャースを支える強打者であったことは間違いない。
 2022年シーズンは契約最終年であったが、トレイ・ターナーとともに三遊間を組むこととなった。しかし開幕直後から打撃不振に苦しむこととなり、なかなか打撃は上向かなかった。しかし夏場から一気に打撃が復活、7月は月間OPSが1を超える無双っぷりを見せた。シーズン途中からマックス・マンシーが三塁に定着したこともあり、DHに回ることが増えた。しかし、ムーキー・ベッツ、トレイ・ターナー、フレディ・フリーマン、ウィル・スミスの上位打線に次ぐクラッチヒッターとしてジャスティン・ターナーの活躍を忘れることはできない。
 首位打者取れそうで取れない、ホームラン30本打てそうで打てない、100打点達成しそうでしない、守備うまいけどゴールドグラブ賞を取るほどでもない、シルバースラッガー賞取るほど三塁で打ってるわけでもない。派手さはないけどパッケージとして非常に高い完成度を持っていたと思います。

 2023年に関してはドジャースがオプションを破棄したこともありフリーエージェントとなったが、レッドソックスが獲得を発表した。
 一塁に回ることとなったジャスティン・ターナーだったが、現在吉田正尚、ラファエル・デバースとともにレッドソックスの中軸を支え、打撃成績は全盛期を彷彿とさせる数字に。38歳のシーズンにして復活を見せている。

2022年成績 .278 13HR 81打点 3盗塁

パワナンバー : 10400 61627 16351
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ひとこと

 ターナーの特徴はとにかくフライを打つ打撃スタイル。フライを打つことを本人も意識しているそうで、ゴロフライ比率は非常にフライ偏重。ホームランバッターというわけではないですが弾道は4で確定でいいと思います。
 脚力は鈍足側になってしまいましたが、一応内野全ポジション守れるようにしておきました。経験もあるしね。レッドソックスでは一塁に回ったことを考慮して一塁の適性を上げておきました。
 鈍足ですがそこまで守備範囲は狭まってません。ただエラーの多さもあって指標的にマイナスが大きくなってしまった部分があります。

ラインドライブ

 フライの割合が非常に高いのですが、ラインドライブの割合もずっと高い。弾道4のラインドライブはかなり違和感がある組み合わせですが、それがジャスティン・ターナーということなのではないでしょうか。知らんけど。

流し打ち

 一二塁間に流し打つ技術の高さが本当に素晴らしい。

プルヒッター

 全盛期から基本的にプルヒッター。

チャンスB、逆境

 得点圏OPS1.007、さらに勝敗を左右する場面では1.045、とにかく大事な場面で打つ男。

アウトコースヒッター

 アウトコースに本当に強い。流し打ちの技術の高さもそうですし。

ひとこと

 個人的にものすごく気に入ってる査定です。ジャスティン・ターナーが好きというのもありますが、ターナーらしさが出てる査定だと(個人的に)思ってます。
 変化球を打つのには定評があるので対変化球〇を付けようかとも思ったんですが、やりすぎ感が出るのでやめました。


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