【パワプロ2022】DJ ルメイユ(2022年・ニューヨーク・ヤンキース)【パワナンバー】
デビッド・ジョン・ルメイユ
David John LeMahieu
CHC(2011) - COL(2012 - 2018) - NYY(2019 - )
ルメイユ、ラメイユ、ラメイヒュー
名前の呼び方が安定しない人。僕的にはルメイユと呼ぶのが好きです。ラメイヒューはあんまり好きじゃない。
コロラド・ロッキーズに移籍してからその打棒が覚醒。打者有利のロッキーズ本拠地ながらシュアなバッティングで長打を稼ぐわけではないがしっかりと打率を稼ぐ屈指のセカンドに。長距離打者が並びがちなロッキーズの中でいいアクセントになっていた。2016年には打率.348と圧倒的な数字で首位打者を獲得し、ホームラン11本でOPS.911は素直にすごい。
2018年のオフにFAとなるとヤンキースに移籍。2019年のヤンキースはけが人続出の地獄の中でキャリアハイとなるホームラン26本放ち長打力が覚醒。打率も.327と首位打者級の成績を残し圧倒。
2020年はコロナによる短縮シーズンとなったが、ルメイユ自身も陽性反応を示すなど不安を見せる立ち上がりだった。しかし開幕から打率4割を残し大活躍。離脱こそ挟んだものの結局打率.364のキャリアハイを更新する活躍で首位打者獲得、両リーグで首位打者を獲得したのは1900年以降では初めての快挙だった。しかも50試合で10HRを放つなど長打力もキャリアハイ級で、OPSは初の1超え。
2021年からはサードを守る機会も増え、ユーティリティとしてチームに貢献。打率.268 10HRと打撃成績においては不満な数字だが年齢的なことを考えれば仕方ない。少なくともヤンキースの一番打者としてよく出塁してくれたし、貢献度は大きかった。
2022年はサードとしての出場機会がメインとなったシーズンだった。さらに一塁としての出場機会も増え、ユーティリティがメインに。長距離砲が並ぶヤンキース打線において出塁に特化しているルメイユの存在は非常に大きな存在だったと言えよう。これまでセカンドとしてゴールドグラブを取ってきたが、2022年はゴールドグラブ賞ユーティリティ部門で初受賞し、ベテランながら高い存在感を見せている。
2022年成績 .261 12HR 46打点 4盗塁
査定について
最近は対左専用機みたいなシーズンが続いています。昔から左には強かったけど右相手にはあまり数字が良くない。ただパワーも割と健在なのは大きい。
もともと俊足というわけでもなかったですが、脚力は着実に衰えているのでその辺も厳しさはあります。
ただ守備面では間違いなく素晴らしい。守備の安定感となによりショート外の内野全部守れるのは大きすぎる。
広角打法
逆方向に5HR、左打者有利のヤンキースタジアムをうまく使ってホームランを打っている印象。全盛期なら流し打ちも付けてる案件でしたが……。
対左A
左にはとにかく強いので。全盛期ならB案件。
チャンスF
得点圏OPS.574はいかんですよ。
ハイボールヒッター
高めにツボがあります。低めはどうしようもないです。
送球B
サードを385イニング守ってエラーが送球エラー1個だけはようやりすぎとる。
ひとこと
めちゃくちゃ目立つわけじゃないですが確実にヤンキースにはいてくれないと困る存在ですね。ルメイユを獲得するって聞いたときヤンキースタジアムに来てどうだろうなあという不安がありましたがその貢献度を考えるとガチ有能でした。
それはそれとして6年9000万ドルとか言う契約をしてしまったのは不良債権になりそうで本当に怖い。ルメイユのことだからきっと期待に応えてくれると信じてます。