ジャスティン・ターナー(2023年 ボストン・レッドソックス)【パワプロ2024 パワナンバー】
ジャスティン・マシュー・ターナー
Justin Matthew Turner
円熟味が増した巧打者
昨シーズンの査定はこちらから
ドジャースを支える巧打の三塁手として活躍していたが、2023年オフにFAとなってしまう。その後レッドソックスが獲得を発表、38歳となる選手でありもはや大ベテランと言っても差し支えない選手だが、レッドソックス移籍後もその打棒は衰えを見せなかった。
レッドソックスでは一塁をメインにすることとなったが、前年同様2割後半の打率を安定して記録、加えて長打力も復活を見せたことで吉田正尚とともにレッドソックスの中軸を担い、終わってみれば23本塁打でOPS.800と全盛期に勝るとも劣らない打撃成績を見せ、ベテランの打撃技術を見せつけた。
2024年はブルージェイズへと移籍することになったが、全体的に打撃成績は悪化、さすがに衰えを隠し切れないシーズンとなりつつある。それでもMLB全体の打撃成績が低下していることもあり、まだまだ平均以上の成績を残しているのはさすがとしか言いようがない。マリナーズへとトレードされることとなったが、今年もクラッチヒッターのベテラン野手として活躍を続けるまごうことなきレジェンド。今年は1500安打も達成しており、どこまで打撃成績を伸ばすのかが期待される。
2023年成績 .276 23HR 96打点 4盗塁
査定について
ベテラン内野手として爆発力があるというわけではないものの、全体的にまとまっていて安定した数字を期待できそうというのがやはりジャスティン・ターナーという感じがします。というか毎年20HRぐらいを打ってる選手なので、ほぼ全盛期と変わらないと言ってもいいかもしれない。
一塁がメインになり、三塁や二塁はかなり少ないイニングしか守っていないので特に三塁は守備適性を下げるという結果に。年齢的な部分と守備の指標を考えても仕方ないかなという感じ。
チャンスA
得点圏OPS.943と高く、クラッチヒッターっぷりが非常に光る。チャンスでの強さを見せるのも何となくベテランらしい感じもして僕は好きです。
対左B
対左OPSも.900、なんだこいつという感じです。
盗塁B
前年の査定ではCにとどめていますが、脚力自体が衰えつつある中で毎年高い盗塁成功率を記録しているのは凄い。2019年から2022年まで9盗塁で0盗塁死、2023年も4盗塁で1盗塁死と脚が遅くても盗塁技術はずっと高い。
カット打ち
球数を投げさせているというところもあり、また巧打者らしさを感じさせる要素でもあるのでかなり気に入っています。逆方向への打率があまり良くなかったので流し打ちはオミットしたのですが、ここに巧打者らしさを出せたと思って満足しています。
ひとこと
ベテランのクラッチヒッターの中距離打者ということで、一塁なのであまり特筆して打力が凄いというわけでもないですが、味のある打者という感じで僕は好きです。2000本安打は厳しいと思いますが、行けるところまでやってほしい。
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