パワプロ2020 オリジナルチーム リバティブラックホークス
はじめに
前回第一回としてオリジナルチームの第一弾をアレしましたが今回は第二弾としてリバティブラックホークスを紹介していきたいと思います。
チームの詳細・歴史
このチームはSリーグ創設当初から参加していた統一製紙ハリケーンズが球団を身売り、それを買収した自由解放新聞社がチーム名を一新しリバティブラックホークスとしたもので、ブラックホークスとなってからは12年が経過している。
統一製紙時代は予算の少なさもあり弱小球団であったがブラックホークスとなってからはある程度予算が増え積極的な補強と若い助っ人外国人を組み合わせたチーム編成で毎年上位争いをしている。一方で優勝には縁がなく、昨シーズンやっと18年ぶりの優勝を果たした。
球団の名前などが一新された以外設備はハリケーンズと同じものを利用していたものの昨シーズン開幕前に本拠地球場が水害により甚大な被害を受け開幕が危ぶまれる。修復には長期間を要するため暫定的に本拠地をまだ被害を受けていない市民球場に移設、この球場は16球団本拠地の中で最もサイズが小さいこともあり投手陣は苦戦したものの自慢の打線が猛打を爆発させ首位を独走した。本拠地球場が復旧した後は投手陣が復活を果たし打線も好成績を維持、見事災害の困難を跳ね除け前身球団を含めて10度目の優勝を果たした。
選手紹介 投手
盤石の中継ぎ陣を誇るブラックホークスだがその軸は積極的なFA補強によるものと育成による戦力のミックスが光る。一方先発陣においては櫛田大岡矢貫という軸はいるものの中継ぎほど盤石ではなく、先発陣の整備が求められている。
平木 29
ヴァルカンズでクローザーを務めていた平木の甥はブラックホークスでも中継ぎの軸として活躍している。盤石の勝利の方程式の前に信頼感を勝ち得ているとは言い難かったが開幕以後勝利の方程式の一角須賀が炎上していたため序盤は8回を任される。
松田 14
大卒ナンバーワン投手として入団した松田は二刀流に挑戦しているが投打共に目立った数字を残しているとは言い難い。先発の5番手として残した数字は6勝7敗と十分ではないが打撃面では主に9番DHとして.297 2HRで一番打者への繋ぎとしてある程度機能した。投打で柱になりたい。
櫛田 13
魔球ナックルを武器に長いイニングを投げられる櫛田は飛び抜けた数字こそないが怪我もなく先発陣の大黒柱となっている。
パウアー 34
入団して以来勝利の方程式こそ任されないものの信頼感を勝ち得ているパウアーは開幕の炎上で防御率こそ悪いが監督は「秘密兵器」と語る。
飯原 48
大リーグ泰平コメッツ、ツクヨミデファイアンツを経てFAで入団した飯原は今季から中継ぎに転向、勝利の方程式として十分すぎる数字を残した。中継ぎになったことで直球の球速も向上し以前の力強い投球を取り戻した。
須賀 28
44歳で迎えたシーズン序盤は暫定球場に苦しめられ炎上、700ホールドの鉄腕もついに引退が騒がれた。しかし徐々に本来の投球を取り戻し本拠地球場の復旧後は勝利の方程式として信頼感抜群の投球で現役を続行。
北嶋 45
一昨年からFAで東峰サンダーボルトより移籍、一昨年は46セーブ防御率0.51という支配的な投球であったが優勝を逃す。昨シーズンも43セーブ防御率1.01とマウンドを支配、FA移籍に否定的だった声を黙らせるだけの数字を残した。
大岡 12
昨シーズンよりツクヨミからFAで入団した男は移籍後もその投球に陰りはなく14勝1敗で最高勝率のタイトルを獲得した。
矢貫 18
魔球シンカーを武器に大学野球で無双した男はプロでもシンカーを武器に活躍、特に球場が狭いことを考えシーズン序盤は打たせてとる投球で安定した数字を残した。
木目田 54
カーブとシンカーが軸の技巧派はイニングイーターとして長いイニングを投げることが求められているが入団以来パッとしない数字が続く。今季は開幕以後の活躍はあったものの球団が本拠地に戻ってから炎上するというパターンで終盤の失速が悔やまれる。
花輪 40
高校時代155km/hを記録した剛腕の覚醒の日も近い。ストレートとチェンジアップだけだった投球にカットボールを加え投球の幅が広がり昨シーズンは少ない登板数ながら防御率1.64を記録、来季の活躍に期待。
選手紹介 野手
野手陣に関しては狭い暫定球場もありシーズン前にベテラン外国人を補強、助っ人外国人を多く揃える分厚い中軸に加え生え抜き野手を主体にした破壊力抜群の打線が武器。
小田桐 27
34歳中堅捕手の小田桐だがここ数年は規定打席に到達できないシーズンが続く。3年前には打率.330を記録するなど複数捕手制で打棒の復活はあるものの今季の目標もやはり「全試合出場」。
菊川 6
小田桐と同期入団の菊川は小田桐とはスタイルの異なる完全守備型捕手として信頼感を増し続けている。課題の打撃も昨シーズンは.270とまずまずの数字を記録、2番手捕手からの脱却を目指す。
高杉 2
高校ナンバーワンショートとして入団するも打撃に苦しみスタメン奪取に時間がかかった。初めての規定打席到達で打率3割はわずかに逃すもののまずまずの数字。課題の守備面を磨いて立場を盤石にしたい。
ダニエルズ 7
強打の2番として一昨年は29HRを記録、昨シーズンは30HRが期待されたが狭い球場で打撃を崩し開幕以後は絶不調、その後は立て直し強打の2番として十分な数字を記録した。
ボスフェルト 42
一昨年は52HR130打点で見事打点王を獲得、昨シーズンは60HRを期待されたが怪我により出遅れ結果として.298 21HR 64打点と期待外れの結果に終わる。
コートニー 4
一昨年は54HR128打点でホームラン王を獲得、ボスフェルトとの激しい争いをかわした。今季はボスフェルトの出遅れにより勝負を避けられる場面も目立ち数字は伸びず。しかしそれでも40HRはやすやすとクリア、自己最多となる15盗塁も記録し足でもアピールした。
谷本 9
初代恐怖の2番打者谷本はベテランとして円熟味を増してきた。ボスフェルトの出遅れなどもありスタメン出場の機会もあり主に代打として残した数字はスーパーサブと呼ぶにはもったいない。小さなスラッガーは350本塁打を目指してスタメン奪取を目指す。
ドッサー 58
12年前に新生ブラックホークスの期待の助っ人として入団するも出場機会に恵まれずシーズンオフにヴァルカンズに移籍、数多のタイトルを獲得した。ベテランとして帰ってきた男はスーパーサブとしてシュアな打撃に磨きをかけている。
バーナーズ 66
帝國ニッケルで通算2400安打、600本塁打を記録したレジェンドは昨シーズンブラックホークスに電撃移籍、結果としてボスフェルトの怪我などもあり打線の貴重な長距離砲として活躍、通算2500安打をクリアした。目指すは通算3000安打。
石橋 56
開幕直後の低調な打線を救い高い守備力で幾度もチームの危機を救った。今季こそはスタメン奪取を目指す。
三ツ俣 24
抜群の身体能力で次世代の5ツールプレイヤーを期待される男は強力クリーンナップの後の6番打者としてまずまずの数字を記録。しかし打率本塁打共に実力を発揮し切れたとは言い難い。さらなる飛躍を求められる。
湊川 3
16年前帝國ニッケルの主軸として首位打者を獲得したもののその後はスタメンすら危うい状況ながら2000安打を記録。3年前42歳にしてFAを宣言するとブラックホークスが獲得、移籍一年目で代打の切り札・DHとして.333を記録、その後も主に代打で高い打率を記録し45歳でもまだ衰えを感じさせない打撃センスはチームの手本となる。
小松 8
東峰サンダーボルトで切り込み隊長を務めた男は海外への挑戦を経てブラックホークスへ入団。ベテランながら一番センターを務め一昨年は最多安打、昨年は物足りない数字に終わったものの守備面とキャプテンシーでチームを支えた。
まとめ
積極的なFAでの獲得によるチームの基盤と生え抜きの育成を組み合わせつつ昨シーズンは厳しい状況からの優勝、総合優勝を果たした。一方で外国人選手を除いた場合のチームの世代交代が急務であり、特に2番手以降の若手捕手に有望株がいないなど課題は山積している。昨シーズンの優勝を本物にするためにも今季の優勝はマニフェストデスティニーであると言えよう。
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