ジャスティン・ボーア(2020年・阪神タイガース)【パワプロ2024 パワナンバー】
ジャスティン・ジェームズ・ボーア
Justin James Bour
正統派バースの再来
「ニューヨークからモスクワまで飛ばす男」の二つ名を持つ男としてマイナーリーグでホームランを量産、2015年に本格的にメジャーリーグに定着すると23本塁打を放つ活躍で鮮烈なデビューを果たした。マーリンズ時代にはイチローとプレーした経験もあり、イチローをリスペクトしているらしい。2017年には25本塁打を放ち、OPS.902とキャリアハイの数字を記録。しかしその後は左投手に対する弱さなどもあり、プラトーン要員になってしまう。2019年にはエンゼルスでプレーしたが、打率.172 9本塁打と大不振。
2018年、阪神はロサリオで大失敗したという反省を生かし、バースの再来らしく左打者のスラッガーとしてボーア獲得に至る。オープン戦から左投手に対する弱さを見せ、開幕して見れば開幕からの16打席連続無安打とアウトを積み重ねてしまった。しかしバースも開幕から15打席連続無安打だったこともあり、逆に本物のバースが来てしまったのではないかとむしろ期待が高まる稀有な例となった。ヤクルト戦で初ヒットを記録すると徐々に成績が上がり始め、ジェリー・サンズとともに強力助っ人コンビとして活躍。特にヤクルト戦でのアベック満塁弾はヤクルトファンの自分としては忘れられない活躍であったことは言うまでもない。しかし、シーズン通してみると打率.243 17本塁打と物足りなさを感じる数字であったことは間違いなく、年俸も2億7500万と高額であったことから残留への期待感もあったが、放出されることとなった。
翌年、KBOのLGツインズへと移籍することとなったが、打率.170 3本塁打と全く結果は残せず、放出。その後はメキシカンリーグで活躍していたが、2023年に現役引退を発表。現在はブルワーズの育成部門にいるらしい。
2020年成績 .243 17HR 45打点 1盗塁
査定について
ミートの査定が上がったということもあり、全体的に結構強くね?という感じになりました。でもまあまあようやってたと思うのでこれでいいと思う。
守備評価を高めにしすぎた感もありますが、でも割と守れてたし上手かったなという印象があったのでちょっと上げました。
対左G
対右打率.254、13本塁打に対して対左打率.219、4本塁打と厳しい数字。ミート盛ったのでここは厳しめに。
選球眼
379打席で45四球を選んでいることを考えても選球眼つけてもいいと思います。
満塁男
満塁弾2本はさすがに満塁男。
プルヒッター
引っ張り方向に12本塁打を記録しています。それこそブラゼルみたいに逆方向に打つ技術を見に付けたらもうちょっと変わってたのかもとか思ったり。
ひとこと
結構ようやってたと思うし、実際バースに近づくことが出来た選手ではあると思うんですが、いかんせん年俸が高すぎた。あと年齢も結構いってたのでまあしょうがないなという印象。
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