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トレイ・ターナー(2022年 フィラデルフィア・フィリーズ)【パワプロ2022 パワナンバー】

トレイ・バンス・ターナー
Trea Vance Turner

氷上スライディング

 氷上を滑るかの如き美しいスライディングに定評のある内野手。とにかく俊足が武器で、その脚力はメジャーリーグでもトップクラス。

 2014年のドラフト1巡目でパドレスに入団しプロ入りしたが、いきなり三角トレードでナショナルズへ移籍が決まってしまった。
 新人は1年間の移籍が禁じられているため翌年にナショナルズへと正式に移籍。2015年には早くもメジャーリーグ出の初出場を経験、2016年にはセンター及び二塁手として起用されることとなった。わずか73試合の出場で打率.342 13HR 33盗塁の活躍はすさまじいもので、新人王投票ではコーリー・シーガーに次ぐ2位に入り、鮮烈なデビューを果たした。
 2017年からはメインポジションのショートに戻ると、サイクルヒットも経験。2018年には全試合出場を果たしたうえで43盗塁を記録し、初のタイトルとなる盗塁王も獲得。2019年には再びサイクルヒットを達成、負傷離脱もありながらも打率.298 19HR 35盗塁とスピード面での活躍が光った。2020年は短縮シーズンでわずか59試合に出場したが、そのなかで12本塁打とパワー面での成長も見せた。
 2021年、ついに三度目のサイクルヒットを達成し、史上最多タイかつ史上4度目の記録を達成。前半戦を好調で折り返すと、後半戦はドジャースにトレードされることとなる。ドジャースではセカンドを守りながらさらに打撃の調子を上げ、打率.328 28HR 32盗塁で以前から意欲を見せていた首位打者のタイトルを初めて獲得した。
 2022年も前半戦は好調な打撃を維持し、首位打者もあるかと思われたが後半戦に失速。しかしながら打率.298 21HR 27盗塁で20-20を達成し、変わらぬ走塁技術を見せつけた。シルバースラッガー賞も初受賞となり、攻撃面で着実にリーグ最高のショートとなりつつある。
 2023年シーズンからは11年契約でフィリーズに移籍することとなると、WBCではアメリカ代表を牽引する活躍。ベネズエラ戦では逆転満塁弾、キューバ戦でも2本塁打の大暴れ、日本戦でも先制ソロホームランと暴れまわった。
 レギュラーシーズンに入ると打撃の不調が目立ち、今のところ期待された成績を残せていない。後半戦は巻き返せるか。

2022年成績 .298 21HR 100打点 27盗塁

パワナンバー : 10900 41696 78816
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査定について

 基礎能力が凄くターナーですという感じだと思います。まあ守備能力高すぎっていう指摘はありそうな気がしますがまあこんなもんで。
 2022年は首位打者を取った前年と比較すると数字が落ちたシーズンでもあり、その辺の物足りなさはありますがこういうこともある。
 特殊能力足りなさすぎじゃね?190安打以上打っててこれはないだろという指摘はありそうですが、160試合に出てますからね。708打席とか立ってますからね。その辺含めて査定すると意外と控えめな数字になってしまいます。2021年なら間違いなく固め打ちついてます。

チャンスC、決勝打

 チャンスに強かったし、いいところで打ってた。実際数字にも出てるし。WBCでもようやってたからその辺も含めてね。

回復A

 これだけ打って走って守って忙しいのに試合に出すぎ。去年は160試合出てるし、2018年に全試合出場とかしてるのもおかしい。

盗塁A

 すさまじく足も速いしスライディングもうまい、だけど27盗塁しかしてないのはまあ盗塁の価値が低いというメジャーリーグの風潮もありますね。でも3盗塁死しかしてないのはさすが。Aです。

内野安打〇

 内野安打33本はエグすぎる。ちなみにセーフティバントは0。ロケットスタート付けたいぐらい。

ひとこと

 首位打者シーズンでもないので査定的にはかなり控えめですし、特殊能力も控えめですがその方が数字にブレが出て2023年シーズンの不振とかも再現できるような気がします。
 ちなみにオーペナまわしたら打率.298とかだったのでいい感じでした。ただどうしても盗塁数増えちゃいますね、それはしょうがない。

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