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文京区の工作室 もくもくはりねずみ での活動を開始しました。

はじめまして、つちやと申します。

普段は会社員として働きながら、空いた時間で“タフティング”と呼ばれるファブリック製造技法を軸に創作活動を行うNeutuft(ノイタフト)という活動を主宰しています。

このたび、文京区の工作室 もくもくはりねずみの共同オーナーとしての活動を開始しましたので、自己紹介を兼ねてのごあいさつです。


文京区の工作室 もくもくはりねずみ

東京メトロ後楽園駅より徒歩7分。
工作室で開かれるイベント・ワークショップに参加したり、工具をレンタルしてDIYしたり、こどもから大人まで、心ゆくまで工作を楽しむことができる地域の工作室です。

きっかけは、
アトリエ運営の断念から

かつてのNeutuft早稲田アトリエの様子

冒頭でも触れましたが、わたしはタフティング”と呼ばれるファブリック製造技法を軸に創作活動を行うNeutuft(ノイタフト)という活動を主宰しています。

2023年の6月までは東京メトロ東西線早稲田駅前の小さな物件で、タフティング専門のアトリエ運営をしていました。

アトリエでは自分の作品制作を行うほか、当時まだ認知度が低かったタフティングに関する記事や本を執筆して情報発信を行ったり、制作ワークショップを企画したりしていました。

2021年の9月から約2年間ほど活動を続けてきたのですが、やはり個人が仕事の合間をぬってひとつの技法一本でアトリエを維持していくことはなかなか厳しく、財務状況も常に良くありませんでした。

そんな折、大学時代の同期であるオーナーの私市さんと話をする中で「私も色々な工具を置いた工作室を開いてみたい」という話を耳にしました。
そこで、今のアトリエの状況を伝えると、それなら一緒に運営をできるように進めないか、というアイデアが浮上しました。

少し話が変わりますが、わたしがNeutuftの活動をする中でぼんやりと抱いている野望として、工作やDIY全般の中で「タフティング」という技術を「ありふれた」、「なんの変哲もない」、「普通」のものにしていきたい、というものがあります。

もちろん、個人レベルでの小さな活動ですので、できることは限られてはいるのですが、さまざまな工具が置いてある工作室の中に「普通に」タフティングの道具が置いてある、という風景が実現できるということは、自分のこれまでの身の振り方からするとかなり理想的な進路なのではないかと感じました。

そして、何度か話し合いを重ねる中で「共同オーナー」という形で工作室全般の運営に関わりながら、新たな活動場所として工作室を利用させてもらう、といった形に落ち着く運びとなりました。

(もちろん一番大きな要因は財務面での負担がだいぶ楽になるから、ではあるのですが。。。)

Pile issue.1
2023年8月現在「タフティング 本」で検索すると唯一ヒットするタフティング関連本…
個展 「Pile EXTRA」の様子

つくることを、
より身近にできるような活動を。

オープニングイベントでの様子

今後の工作室 もくもくはりねずみでの活動についてですが、これまで自身のアトリエで行ってきた、タフティング作品の制作や、記事・本の制作を通した情報発信、ワークショップ企画・運営などは引き続き行っていきたいと考えています。

加えて、他の工作技法にも理解を深めて自身の工作全般のスキルアップをしながら、
地域の工作室として、DIYによるものづくりのホットスポットとなるような場作り・サービスづくりに関わっていけたら良いな、と考えています。

おわりに

以上、文京区の工作室 もくもくはりねずみ 共同オーナーのつちやの自己紹介でした。

引き続き、会社員を続けながらの活動となりますので、どこまでできるのかは未知数なのですが、楽しく、快適に工作を楽しむことができ、地域の一部として良い循環を生み出せる場作りができるように尽力していきますので、個人活動のNeutuft(ノイタフト)ともども、よろしくお願いします。

オンラインコミニティ もくはりメイカーズ

工作室の所属メンバーを中心とした、どなたでも参加できるオンラインコミュニティです。Discordサーバー内で、DIY・工作情報から制作のお手伝い募集、つくったものの報告まで、ものづくりに関わる幅広いトピックが投稿されています。ぜひ一度のぞいてみてください!

noteマガジン「工作室 もくもくはりねずみ」

工作室でのイベントレポートや、所属メンバーの作品紹介などを投稿します。

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