見出し画像

DIYラグマットでストップモーションアニメ制作に挑戦

はじめまして、つちやと申します。
「タフティング」と呼ばれるファブリック製造技法を軸に据えて、制作・調査・制作支援を行うことを目的としたNeutuft(ノイタフト)という活動を主宰しています。

“タフティング”の魅力といえば、ひとえに「手軽さ」だと思います。

たとえば本棚や椅子などであれば、なんとなくDIYで制作する方法が思い浮かぶかもしれませんが、カーペットやラグは自分でつくれるもの、とは思わないのではないでしょうか?
1枚単位でオリジナルデザインのラグやカーペットがつくれる。この手軽さがタフティングの魅力だと考えています。

さて、前置きが長くなりました。
今回はそんなタフティングの「手軽さ」という特徴を生かして、ラグをキーフレームとして見立てたストップモーションアニメーションを制作しながら、基本的な制作手順についてご紹介していこうと思います。


完成図

さて、早速ですが、完成図です。こんな感じのストップモーションアニメになりました。

ここからは制作の手順をご紹介していきます。

1.グラフィックデザイン

今回は、手軽に1点もののファブリックが制作できる、という特徴を生かして、4枚のラグを制作し、アニメーションさせてみることに。
(グラフィックデザインはアニメがうまい友人。)

2.デザインの下書き

プロジェクターを使ってサインペンでデザインを布に書き写していきます。
※布の反対側が表面になるため、デザインは鏡像で投影します。

3.毛糸の打ち込み

そして、タフティングガンで毛糸を打ち込んでいきます。

別のラグですが、結構埋まってきました。。

枠を縁取って内側を埋める、という作業を淡々と。。

①枠を縁取り
②枠内を埋める
③良い感じにモコッと

こんな感じで、縁をとって間を埋めていく、という作業を淡々とやっていきます。

4枚打ち込んだら、最後に裏地を処理して完成!
あとはこの4枚のラグをキーアニメーションとして、ずらしては写真を撮って、ずらしては写真を撮って、を繰り返しました。

おわりに

以上、超ざっくりですが、タフティングの「手軽さ」という特徴を生かして、ラグをキーフレームとして見立てたストップモーション・アニメーションを制作してみた記録でした。

なお、Neutuft(ノイタフト)では毎月数組限定で各種ワークショップを実施しております。もしご興味を持たれた方はオンラインストアの方で受付を行っておりますのでこっそり覗いてみてください。(毎月20日頃に翌月の申込受付を開始しております。※LINE公式アカウントに登録すると通知が行きます)

Neutuftとは?

Neutuft(ノイタフト)は、タフティングを中心に“DIYによる創作活動をより身近にできたらな”という思いで始めた「制作支援」を軸とした活動です。

タフティングについてもっと知りたい方は

自宅やワークスペースで“個人的に”タフティングを楽しむ、いわば“ホームタフティング”を行う人が増えてきました。実践にあたって必要な知識・情報を下記のマガジンで不定期投稿しています。
よろしければチェックしてみてください。

サポートはアトリエの運営資金として使用させていただきます。