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家族の優しさは純度100%の愛

わたしはただ今実家に帰っております。

ひとり暮らしをしている妹も帰ってきて、久しぶりに家族4人そろって過ごしました。

ひとり暮らしをしていると、家では人と関わることがないし、職場でも仕事以外のコミュニケーションを取ることがないので、久しぶりに人の優しさに触れた感覚があります。

何だろうこの感覚、、。きっとずっと実家で暮らしていたらあまり感じなかったと思うけれど、ひとり暮らしを始めたからこそ、感じることだと思います。

とくに、仕事のことで悩んでいたこともありますが、みんな変わらず接してくれます。

特にわたしの母は本当に優しい人で、我が子のことを一番に考えてくれる人です。

母の優しさに触れるたびにわたしも優しい人間になりたいなと思うのですが、なかなか行動に移せず、後悔ばかりです。

とくに人生の大半の時間を過ごす仕事において、仕事以外のコミュニケーションをほとんど取らないとなると、なんだか人間的な優しさを忘れているような気がしてしまいます。
こんな感覚になるわたしがおかしい気もするのですが、、、。

だからこそ実家に帰ると優しさを思い出します。

でも、優しさに触れることで、こんな人間で申し訳ないと悲しい気持ちにもなってきます。
だから、わたしはもう少しだけ優しい人になりたいと思います。

こんな風に家族の優しさを感じられる環境に生まれてこれて幸せだと思っています。

優しさって相手への愛の気持ちの表われだと思っていたところ、ちょうど今読んでいる本に腑に落ちるようなことが書かれていました。
さくらももこさんの「もものかんづめ」という本にこんなことが書かれていました。

親は子供が産まれた時点で好き嫌いなどとうに超えて愛情を注いでいるし、私自身もそれを感じて育ってきたから、今まで好きや嫌い等といった気持ちは、親に対してもった事もない。だからこれは、”身内だから”とか”血がつながっているから”等という前提をはずしたうえで、個人としての考え方や方向性の、好き嫌いかを見た場合の感想である。

もものかんづめ/さくらももこ

いくら親子だからといって、嫌いになるかもしれないけれど、それでもきっと両親はなんだかんだわたしに愛情を注いでくれていると思います。

わたしもいつか愛を与えたいと思える人に出会えるといいのですが、、、

口で言うのは簡単だけれど、自分のできる範囲で心がけていきたいと思います。

久しぶりの実家でよい休日を過ごすことができました。


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