嘘と本当の境界線

好きなものに唾を吐いた
嫌いなものに好きと言えた
自分が自分であるために
吐いた唾を静かに飲み込んだ

「誰かを幸せにするため」
に人は生まれてきたんだと思う
その一生のやり残しを
嘘をついてまで全うするのが
人間の生きていく使命だと思う

変換する文字が
幼い頃から変わらないあいつは
どんなに真っ当な生き方をしているのだろう
何も考えてないだけなのか

自分への皮肉を糧に
また誰かを憎んで生きていく
人生という航海の最中に
「もしも」という言葉が存在しないのも知ってる

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