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18歳。

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都会の喧騒を言葉に、冷めた愛をこの手に

止まったまんまの音が 流れ始めた昨晩 あいつも変わったよな 皮肉が詰まった声で叫んだ 言葉で摘まれた背筋が 固まったまんま動かないのは その人の言霊が自分の 胸に突き刺さったからか 伝える言語は違えど 世界共通のコミニティだろ 皮肉交じり伝わってきた声さえも 誰かの心を動かすんだろ 路上で声を張り続けるヤツ 目の前を素通りするヤツ 胸に詰まった感情を飲み込み また1人ビルの間を抜ける 自分本位で動いてくれる 時計はもう捨てたよ 綺麗な物だけを切り取った 教科書なんても

    • 見ている夢と見せられた夢

      俺が生きているの知らない人がいるんだし まぁいっかで終わる言葉もういらない 伝えたい事を伝えられずにまだいる 1%の愛が絡まってる 畳の上で爪を噛んでる 暇はもう俺にない イメージ全てで決まる世界に 生きている隙間もない 本当かどうかを問いただす 時間だって俺にはない 空想と現実狭間で 俺は死んでいたい 愛なんてそんな簡単な表現でいいのか 夢って目標と何が違うのか 理想を壊してまた人を傷つけるのか 気づいた時は遅かった 愛に飢えてる いつももがいてる いつ何時夢を捨てたの

      • 「月と憂鬱」完結編

        王子は地上に出た やっとの思いだった 地上で自分の体から徐々に 毛が生えてきている事さえ知らずに 黙々と歩いたそこには 華やかなドレスを纏った王女がいた 一目で分かる華やかさと 透き通った白い肌 どこを取っても美人だ そして自分が狼の姿になっている ことさえ知らず王女の元へ 走っていった そうすると王女は困惑した顔で こちらを見ている その時に気づいた自分の 体の異変に王子は涙した 一方一緒に行ったアイズが異変に気づいた 王子が本当は人間だと言う事 王女はすんなりとア

        • 「月と憂鬱」中編

          王女は約束の日に海にボートで出た よくお話を聞いてくれる 猫のアイズを連れて いつかいつかと待っていた日 が唐突に訪れると それはそれで戸惑うものがある 王子は約束の日まだ地下にいた 止められていたのだ 王子は夜に外へ出れない 理由は簡単狼男なのだから 会ってはならない 王子が嫌われてしまうから 王女と王子は今の関係が1番いい それを知っている周り それを知らない王女 それを知らない王子 それを知らない月 それを知らない憂鬱

        都会の喧騒を言葉に、冷めた愛をこの手に

          「月と憂鬱」前編

          塔の上にいた王女は いつかいつかと時を待ち 外に出て王子と 会えるの楽しみにしていた 地下に潜る王子は いつかいつかと時を待ち 地上に出て王女と 会えるのを楽しみにしていた みんなが待ち望んでいる日は いつか時が変えてくれるから その言葉を信じていつまでも 弱音は吐かないように いつになるのか 気分が晴れるのはいつになるのか 順風満帆なんて、言葉を 使えるのはいつになるのか 約束の日を決め それまで2人は切磋琢磨する事にした 自分が自分でないように 自分が自分であるよ

          「月と憂鬱」前編

          あの頃のヒーローみたいに

          もう泣かないとふんぎりをつけても 人の価値を決める人間に泣かされる その人達はどんな感情で 人を笑い人を憎んでいるのか 人生に価値を見出す為に 言葉で殴り蹴りを繰り返す このままの世の中に不満があっても それを表立って表現は出来ないから 18万のラブホテル行ってみても セックスの価値なんて変わらない 回転するベッドが脳を刺激して また人の見方を変えてくれる 偏った解釈で周りを責めて つまらない言い合いで誰かが死んで 愛は本当にあるのかな 平和って文字が消えかけてた

          あの頃のヒーローみたいに

          嘘と本当の境界線

          好きなものに唾を吐いた 嫌いなものに好きと言えた 自分が自分であるために 吐いた唾を静かに飲み込んだ 「誰かを幸せにするため」 に人は生まれてきたんだと思う その一生のやり残しを 嘘をついてまで全うするのが 人間の生きていく使命だと思う 変換する文字が 幼い頃から変わらないあいつは どんなに真っ当な生き方をしているのだろう 何も考えてないだけなのか 自分への皮肉を糧に また誰かを憎んで生きていく 人生という航海の最中に 「もしも」という言葉が存在しないのも知ってる

          嘘と本当の境界線

          小手調べと本気の違い

          意思もなく歩いたその道に 何も無い事は知っていた 夢を持った若人に 幸が降ることさえ知っていた 夢だけ持っていたって つまらないけど 夢を持っていない事に やりがいなんか感じなかった 小石に引っかかった その時に気づいた ハードルは高くたって低くたって 引っかかるやつが居ることを 人生をかけたって威張ってる でもまだ残された身分なのに 人生をかけたって威張ってる まだノートを開いてさえいないのに

          小手調べと本気の違い

          愛に侵され,愛に縛られ

          何回見たって変わらない物語は 4コママンガの中盤の静けさか 期待とは裏腹に味をつけて ネットの評価ばかりを気にしている 置き場のない感情だけど遅れを取り 夢の中でどんどん話しが広がってる 愛って言って孤独と読むのか 独りだと寒さを肌に感じるな 片思いがいい1番美しいから 答えなんて聞いて何が変わるの 片思いがいい自分の中でそう解決して 答えのない答えを探してる 気持ちの整理出来ないまま 君を誘った古びた遊園地 心の中じゃ決まってる言葉に 何度も首を絞めらたんだろ

          愛に侵され,愛に縛られ