![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/60034874/rectangle_large_type_2_074115ffb5938aba921b7c07557ac132.png?width=800)
Photo by
5dmsoup
異次元その111◉スケープゴート
親番中にこんな手になった。
4巡目ドラ五
一四五五六七③④335777
何切るって一でいいじゃん。三色にもなるかもだし。
だが、私の選択は打5
この5はスケープゴートである。
異次元その64◉木を隠すなら森の中 の項ではピンフの間4軒テンパイをしている時には2345の5を切ることで捨て牌に目立つ本命を増やして本命だらけの捨て牌を作ること。とした。
今回のこれはテンパイする前からそういった偽物のド本命を最適なタイミングで意図的に作成しておくという手順だ。
この手がすんなりテンパイしリーチしたとしたら本命視される待ちは1-4.6-9になるだろう。他家はそこを掴んだが最後。それらの牌は3や7でブロックされており、止めながらテンパイさせるのは難しい牌となっている。
切らないと反撃出来ないが捨て牌的にはド本命でしかも親リーときたもんだ。
実際、けっこういいイーシャンテンまで北家は行けてたけど1を掴んで崩してしまいアガリを逃したあと私がツモアガリを決めたのだ。
親番は捨て牌を特に見られる時だ。
騙しが効果的な場面でここ一番の生贄を差し出せ!
気に入って下さったら、サポートお願いします。サポート金が集まり次第、不定期でこの戦術書の冊子を作って欲しい方にプレゼントしたいと思います。